再び、家族として向き合うために
その後、私たちは何度か会って、ゆっくりと話をした。
ゆみこさんの実家のご両親は病気がちで頼れず、心配をかけたくないために「疲れた」「困っている」など言えないままだったこと。そして夫である私の兄も仕事が忙しく、どうしようもないと思っていた中で義両親が尽くしてくれて、最初は感謝していたのに、いつしか当たり前になってしまったこと。
「お義母さんやお義父さんのやさしさに甘えすぎてた。本当にごめんね」
ゆみこさんはそう言って、もう一度頭を下げた。 私は、ゆみこさんの事情を知り、少しだけ心が軽くなった。
「夫婦で話したの。これからは、ちゃんと分担して、お義母さんたちに甘えすぎないようにするって」
兄ともしっかり話し合い、自分たちでできる範囲のことはしっかり自分たちでやるということにしたらしい。
話し合いをしたおかげで、ゆみこが一人で抱えていた問題が明らかになりました。家族や夫婦であっても、話さなければわからないこともありますね。
本作では、子育てに追い詰められ、図々しい嫁に変貌してしまった一人の女性の姿と、振り回されてしまった家族の様子が描かれています。子育ては周囲の助けが必要です。ですが、それを当たり前に思わず、感謝の気持ちを忘れはいけませんね。
改めて、家族として身内とどのように関わるべきか、考えさせられる作品です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

