前駆陣痛が起きやすい人の特徴とは? 本陣痛との違いを専門医がわかりやすく解説

前駆陣痛が起きやすい人の特徴とは? 本陣痛との違いを専門医がわかりやすく解説

前駆陣痛の前兆や初期症状について

前駆陣痛では、不規則なお腹の張りや痛みが起こります。痛みの間隔や強さに波があり、徐々に痛みが引いていくのが特徴です。お腹の痛みの感じ方は人それぞれで、重い生理痛のような痛み、下痢のようなお腹の痛みを感じるなど個人差があります。

なかには痛みがなく、前駆陣痛に気づかないこともあります。お腹の張りや痛みがある最中は、可能であれば体を横にし落ち着いて様子をみましょう。安静にすると痛みが弱まる、または消える場合は前駆陣痛だと考えられます。

前駆陣痛か陣痛かどうかを見極めるのは難しいため、不安であれば出産予定の産院に連絡しましょう。出産が近づいた兆候としては前駆陣痛のほかに、「おしるし」とよばれる少量の血が混じったおりものがみられることもあります。おしるしのほかにも、おりもの増加、恥骨の痛みや頻尿、子宮口の開大や子宮底の下降などの前兆があげられます。これらを陣痛がくる1つの目安にするとよいでしょう。本格的に陣痛がくるまでは、普段通りの生活を送って問題ありません。。

妊娠後期に気をつけなければいけないことの一つに、「常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)」があります。通常は出産後に子宮から胎盤がはがれますが、常位胎盤早期剥離では赤ちゃんがお腹にいるにもかかわらず胎盤がはがれてしまいます。
前駆陣痛は次第に痛みが遠のきますが、お腹がずっと痛くて板のようにカチカチになっている、出血している場合には注意が必要です。突然発症し急激に進行し、母子ともに命の危険に関わります。持続するお腹の痛みや出血、お腹が板のように硬いという症状がみられたら、すぐに受診しましょう。

前駆陣痛の検査・診断

前駆陣痛の検査は特にありません。お腹の張りが10分を切る場合でも、痛みが遠のけば前駆陣痛といえます。陣痛と前駆陣痛の区別は難しく、お産につながれば陣痛、つながらなければ前駆陣痛と結果をみなければわかりません。前駆陣痛の場合は、子宮の出口は開き始めていないことが多く、開いていても1〜2cmほどです。

10分間隔のお腹の張りがあり、痛みがどんどん強くなる場合は陣痛の可能性があります。前駆陣痛なのか陣痛なのか判断できない場合は、出産予定の病院に連絡してみましょう。お産につながる陣痛であると判断され入院した後は、胎児心拍モニタリングを行い、規則的な陣痛がきているか確認します。

配信元: Medical DOC

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