あえて水で冷やすべき場合も
ここまで、ゆでたもやしを水で冷やす必要はない、ということを解説してきたのですが、実は、あえて水で冷やすべき場合もあります。それは、しんなりした食感を出したいときです。もやしをナムルなどにする際、一緒に使うほかの野菜の食感にあわせたり、あるいは逆に食感のコントラストを出すために、もやしを思いっきり「しなしな」の状態にしたい場合がありますよね。そんなときは、水でしばらく冷やすと、短時間で簡単にしんなりします。もちろんやりすぎるとおいしくありませんので、数分以内にしてくださいね。
安くておいしいもやしのコスパをさらに上げよう!
もやしは1年をとおして安価に手に入るコスパのよい野菜ですが、「もったいない」ポイントを避けることで、そのコスパをさらに上げることができます。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にして、もやし料理を一層おいしく楽しんでくださいね。■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。
編集/サンキュ!編集部
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※Adobe Fireflyで作成した画像を使用している場合があります。

