
デパートのショップで働いていた当時の“接客あるある”を漫画にしているゆき蔵さん(@yuki_zo_08)。接客業には良い客ばかりでなく、不審者やクレーマーも度々来店する。中にはストーカーへ発展するケースもあり、ゆき蔵さん自身も被害経験者だった。そんな矢先、閉店間際に初見の男性客がふらりと入ってきた。
■怪しげな客の正体は…全身コーデ買いの「神客」



閉店30分前に婦人服売り場へやってきた男性は顔が赤く、ほのかに酒の匂いが漂っていた。過去のトラブル経験から警戒したゆき蔵さんだったが、彼は真剣に商品を検討している様子。声をかけると、提案したワンピースを気に入り、「そのワンピースで一式コーディネートしてください。できれば靴まで」と、全身フルコーデをご所望。怪しげに思えた男性客の正体は、まさかの「神客」だったのだ。
その翌週も彼は酒の匂いを漂わせて閉店間際に来店し、またもや1コーデ丸ごと購入。前回は現金払いだったが、今回はカードのポイント払いを希望された。ゆき蔵さんが残高を確認すると、そこには目を疑う数字が表示されていた。「に、に、2000万ポイント…だと?」。
■「中古マンションが買える額」…ポイント残高の衝撃
当時の印象についてゆき蔵さんは、「最初の印象は『難しそうなお客様』でした。感情も読めず、しかも婦人フロアでは珍しい中年男性で…正直、警戒していました」と振り返る。 2000万ポイントという驚愕の数字については、「このときに手渡されたのは自社のクレジットカードなので、当百貨店と系列グループ店舗での買い物で貯まったポイントとなります。『端末が故障したのかな』と半信半疑でした。場所によっては、都内でも中古マンションが購入できる額だったので…!」と、その衝撃を語った。
■3度目の来店で出したのは「伝説のブラックカード」
そして3度目の来店時、満を持して提示されたのは、世界最高峰といわれる“あのブラックカード”だった。「ずば抜けて取得難易度が高いと噂されるあのカードです。私はそのとき初めて本物を見ましたが、手渡されたチタン製のカードは本当に重く感じました」とゆき蔵さん。
ゆき蔵さんのブログ「ゆき蔵さんぽ。」には、ほかにも実話をベースにしたエピソード漫画が満載。他のスタッフが遭遇したストーカー客や迷惑客、クレーム客のエピソードも描かれているので、ぜひ読んでみてほしい。
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