調査の背景と留意点
1. TOIMAPの2万件データとオープンデータ
トイレ検索サービス「TOIMAP」は、全国2万ヶ所以上のトイレデータを保有するプラットフォームです。今回、TOIMAPが持つデータ知見を活かし、各自治体が公開する「公衆トイレオープンデータ」に着目し、その分析を行いました。
2. オープンデータ公開の遅れ
同調査の最大の課題は、そもそも公衆トイレのオープンデータを公開していない地方自治体が多い点にあります。今回分析対象となった14都道府県を始め、現時点で公衆トイレのオープンデータを公開している自治体は、情報公開に取り組む「先進的な自治体」を含む地域です。
3. サンプリングの偏り(限界)
同分析は、都道府県内の自治体を満遍なく調査できているわけではありません。例えば「京都府」のデータは、実質的に「京都市」が公開するオープンデータに強く依存しています。同様に「愛知県」がワースト1位となっていますが、これは名古屋市のデータは含まれておらず、公開状況を反映したものであり、県全体の状況を示すものではありません。TOIMAPは、今後もより多くの自治体がデータを公開し、地域間の「トイレ格差」が解消されることを目指します。
【調査概要】
調査主体:KICKs(TOIMAP運営)
調査対象:各自治体が公開する「公衆トイレオープンデータ」
分析基準:オープンデータとして公開されている施設箇所が100ヶ所以上確認できた14都道府県(合計4,383施設)を抽出して比較。
調査基盤:トイレ検索サービス「TOIMAP」(保有データ2万ヶ所以上)
集計期間:2025年11月14日時点
集計方法:
・洋式化率: 全洋式個室数 ÷ 全個室数
・女性個室比率: 全女性個室数 ÷ 全男性個室数
KICKs
https://kanko-innovation.com/
(マイナビ子育て編集部)
