学校役員のグループLINEで、行事準備の相談が始まったときのことです。私は少しでも役に立てればと、進行や必要な備品についての提案を投稿しました。ところが既読はつくのに誰からも返信はなく、まるで空気のように扱われてしまいました。
メッセージが返ってこない
しかししばらくして、いわゆるボスママが同じ内容を少し言い換えて投稿すると、途端に「それいいね!」「助かる!」とスタンプや賛同コメントが続々と集まりました。なるほど、ボスママにだけはすぐに返信するスタイルか……と察した私。提案の内容はほとんど同じなのに、私は既読無視をされてボスママは賛同されるというグループ内の対比に、居心地の悪さと圧迫感を感じずにはいられませんでした。
私はそれ以降、あえて発言を減らし必要なときだけ簡潔に投稿するようにしました。大勢が参加しているグループLINEでは、あまり中心になって発言せずに様子を伺っていたほうが、嫌な思いをせずに済むと実感。もちろん必要なときには発言しますが、必要最小限の関わりでいたほうが心が軽くなると学んだ出来事でした。
著者:細野 忠子/30代女性・主婦
幼稚園児から中学生までの子ども4人を育てる母。年中ワンオペ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

