“骨が見えるケガ“の「開放骨折」 知らないと危険な3つのリスクを医師が解説

“骨が見えるケガ“の「開放骨折」 知らないと危険な3つのリスクを医師が解説

開放骨折の前兆や初期症状について

開放骨折は大きな外力に伴い発症することがほとんどであるため、前兆症状はありません。開放骨折では、以下に挙げるような初期症状が見られます。

痛み

発熱

出血

腫れ

これらは皮下骨折(骨折部位が皮膚を突き破っていない骨折)でも見られる症状です。開放骨折の程度によっては上記の症状に加え、外傷性ショックの症状も伴うことがあります。外傷性ショックの症状は以下のとおりです。

皮膚の蒼白

冷汗

脈拍が弱く速くなる

意識障害

呼吸不全

これらの症状は命に関わるものであり、早期の対応が必要です。

開放骨折の検査・診断

開放骨折ではまず視診によって、創部の大きさを確認します。その後レントゲン画像やCTによって、骨の状態を確認することが一般的です。

また、開放骨折を生じるような大きな衝撃では、骨折部位以外にも損傷が及んでいる可能性があります。そのため、全身のレントゲン検査やMRI、CT、超音波で骨折部位以外の損傷も確認しなければいけません。

これらの検査に加えて、開放骨折では外傷性ショックや感染に対する評価も必要です。出血量の確認や意識状態、呼吸状態、血圧・心拍数などのバイタルチェックを行い、救命措置がどの程度必要かを確かめます。感染に対する評価では創部の軟部組織を一部切除し、培養検査を行います。培養検査の結果によって、効果が期待できる抗生剤を使用します。

配信元: Medical DOC

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