沖縄県沖縄市コザ一番街に「NOMU醸造所」誕生!沖縄県産米を使いクラフトサケを醸造


沖縄県那覇市に本社を置くTABELUは、沖縄市のコザに、沖縄県内における初のクラフトサケ醸造所(※1)「NOMU醸造所」をオープンした。多くの人の協力を得て、沖縄県にて「その他の醸造酒製造免許」を取得し、これまで前例のない沖縄県内で醸造されたクラフトサケを、様々な文化が入り混じるコザの街から届けるとしている。

沖縄県産米を使用した沖縄での「クラフトサケ」醸造

「NOMU醸造所」では、前例のない沖縄県産米を使用した沖縄でのクラフトサケを醸造。西表島や恩納村の県産米を使い、自家製造した白麹を活かしたスッキリとした酸味を特徴としたクラフトサケを醸造する。


サーマルタンクを設置し、県産米の収穫に合わせ四季醸造を行う予定だ。

西表島の米農家の大浜さん(中央)

同醸造所では、沖縄県産米を使ったどぶろくやクラフトサケを醸造する。クラフトサケとは、「日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の日本酒では法的に採用できないプロセスを取り入れた新しいジャンルの酒」と定義されたものだ(※2)。

コザから新たなSAKE文化を発信

「NOMU醸造所」は、地域文化との深いつながりを持ちながら、沖縄県内ではこれまでになかった新しいSAKEの体験を提供する。沖縄には世界に誇れる農作物が数多くあり、農家が大切に育てた果物などを使用することで、これまでになかった表現でその価値を伝えることが可能になると考えている。


コザは戦後、米軍基地経済で発展してきた街で、沖縄本島内でも特に様々な文化が混じり合い、独特な雰囲気と人の力強さを感じる地域だ。

これまで異なる様々な文化を受け入れ、独自の「チャンプルー文化」が形成されたコザの街を生き抜いてきた先人たちへの敬意を大切に抱きながら、それを引き継ぎ、さらにここから新しい文化を作り出そうと若い世代が頑張っている。そんな街コザで、これまでにない「沖縄のクラフトサケ」をスタートさせたいという想いで、同醸造所の建設地として選んだそうだ。

「NOMU醸造所」は、コザから新たなSAKE文化を発信していくことを目指している。泡盛の文化が根付く沖縄の酒造りの技術と、日本が世界に誇る日本酒に使う製造技術を反映させながら、「チャンプルー文化」を表現したクラフトサケを提供するとしている。

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