
同アワードは、日本経済新聞社 メディアビジネス ライフスタイルサイト「THE NIKKEI MAGAZINE」が主催。表彰する分野は、「ビジネス」、「イノベーション」、「スポーツ」、「アート&カルチャー」の4部門となっており、尾上松也さんは、芸術やエンターテインメントで世の中に感動を与えた人にフォーカスする「アート&カルチャー部門」で受賞した。
また、池江璃花子さんは、競技の普及と発展に貢献した「スポーツ部門」で受賞。経営の革新や社会に新風をもたらす商品・サービスの開発などを対象とする「ビジネス部門」では、東宝 代表取締役社長 社長執行役員の松岡宏泰さん、新しい技術やアイデアで産業の進歩に寄与した人にフォーカスする「イノベーション部門」では、株式会社獺祭 代表取締役社長/4代目蔵元の桜井一宏さんが受賞した。


5歳で初舞台を踏み、芸歴35年という尾上さんは、「アート&カルチャー部門」のトロフィーを受け取り、「こうした栄誉ある賞をいただけて大変うれしく思っておりますし、もうだいぶ、年も重ねてきましたから、僕自身もやはり“スーツが似合う男”として、これからなっていかなきゃいけないなということで、さらに身が引き締まる思いでございます」とあいさつ。
さらにトークショーでは、“技術の継承”や“人とのつながり”についての話になり、「歌舞伎はまさに、これまで400年以上の歴史がありますけれども、今こうして我々が歌舞伎座で歌舞伎ができているのは、先祖、先輩たちがつないできてくれたからですし、これからも歌舞伎の魅力を伝えていくためには、その時代その時代のニーズに応えられるよう、いろいろなチャレンジもしながらやっていかなきゃいけないなと思っています」とコメント。
興行収入150億円を突破し、ロングヒットしている映画『国宝』についても触れ、「今も、東宝さんが素晴らしい映画を作ってくれましたので。歌舞伎座のほうも大変盛り上がっているという風に聞いております。ありがとうございます!」と、東宝社長の松岡さんに向かって感謝。若い層など、“今まで歌舞伎座を訪れたことがなかったような人にも興味を抱いてもらった”とのことで、「それも本当にありがたいことで、これからの世代につなげていくために、東宝さんを見倣いながら、チャレンジしていかなきゃいけないなという風にあらためて思いました」と真摯に語っていた。


取材・文/平井あゆみ
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