誰でもできるシンプルな防犯
背後を意識するという教訓は、警察官だけに生きるものではありません。
人は、背中側に本能的な弱点を持っているため、『背後への意識』は一般の生活でも役立ちます。
実際に今日からできる行動は、次のようなものです。
・歩く時は、定期的に後ろを振り返る。
・電車で立つ時は、なるべく窓際に背を向けて立つ。
・後ろに人がいるのが気になる時は、自分が後ろに回って歩く。
・夜道ではスマホを見ず、視界を広く保つ。
特別なスキルは必要ありません。ほんの少し『背後』という死角を意識するだけで、防げる危険はたくさんあります。
犯罪者の視点に立って想像してみてください。もし誰かを狙うなら、正面から近づくでしょうか。
きっと、多くの人が『背後から近づく映像』を思い浮かべたはずです。
※写真はイメージ
今を生きる私たちにとって、『背後対策』は危険を避けるための確かな武器になります。
「少し立ち位置を変える」「少しだけ後ろを確認する」「スマホを下ろして視界を広げる」。こうした積み重ねが、自分や大切な人を守ることにつながります。
『背後を取られない』ということ。シンプルですが、今でも筆者が大切にしている一生モノの教訓です。
記事執筆 りょうせい
元警察官。警察歴10年。
交番勤務を経て、生活安全課の捜査員として勤務。
行方不明やDVなどの「人身関連事案」を対応しつつ、防犯の広報・企画業務を兼務。
現在は警察の経験を生かし、Xや音声配信(StandFM)にて、防犯情報を発信中。
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[文・構成/りょうせい]

