家族になる“きっかけ”は、ある日突然やってくるもの。それは、思いがけない場所で始まることもあります。
スーパーの駐車場に捨てられていたきなこくん
引用元:@_April__9mg_
今回紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@_April__9mg_さんの愛猫・きなこくん(撮影時、生後推定2カ月)のエピソード。こちらの写真は、きなこくんをお迎えした当時に撮影されたものだそう。
飼い主さんに話を聞くと、きなこくんとの出会いは突然だったといいます。
飼い主さん:
「夫の職場の人が、スーパーの駐車場に捨てられていたきなこを見つけました。夫はその人から、『自分は飼うことができないので、子猫を引き取ってくれる人を一緒に探してくれないか』と相談されたそうです。
夫は『それなら私が引き取ります』と返事をして、きなこを連れて帰ってきました」

引用元:@_April__9mg_
こうしてきなこくんは、飼い主さん家族と暮らすことになったのでした。
お迎え当時から元気いっぱい!
引用元:@_April__9mg_
子猫のきなこくんは、ゴハンをよく食べてとても活発なコに成長。なぜか靴下が好きだったらしく、よく靴下をくわえて楽しそうに走り回っていたのだとか。

引用元:@_April__9mg_
無邪気で可愛らしい姿を見せていた子猫のきなこくん。飼い主さんは当時を振り返り、「食べるゴハンの量が日に日に増えて成長していく姿を見るのがとても楽しかったです」と話します。
きなこくんとの暮らしの中では、こんな印象的な出来事も。
飼い主さん:
「お迎えしてから、きなこ用にトイレを3つ用意しました。でも、きなこは同じトイレしか使わず、ほかの2つのトイレは絶対に使わないというこだわりがあったんです。
トイレの件以外にも、お気に入りのおもちゃで毎日飽きずに遊んでいたので、『好きなものをずっと好きでい続ける、まっすぐな性格のコなのかな』と思いました」

引用元:@_April__9mg_
それから月日は流れ、きなこくんは2才(取材時)に。お迎え当時はストレスと栄養不足で首元の毛が少し脱毛していたそうですが、今ではそれを感じさせないほどふわふわでたくましく成長しました。
「本当に大きくなりました」と、飼い主さんは嬉しそうに語ります。

引用元:@_April__9mg_
きなこくんは甘えん坊でのんびり屋、おやつが大好きな性格。これまで一度も怒ったり威嚇したりしたことがないほど、穏やかで優しいコなのだとか。
飼い主さん:
「子猫のきなこが家に来たとき、私は妊娠中でした。きなこは私のお腹にくっついて昼寝をしたり、出産後は赤ちゃんのそばに寄って様子を見たりしていました。
今では、先住猫のしじみや赤ちゃんと一緒に家の中を元気に走り回り、いつも赤ちゃんの成長をそばで見守ってくれています」

引用元:@_April__9mg_
きなこくんと先住猫のしじみちゃん(取材時9才)のおかげで、毎日癒されているという飼い主さん。あらためて、2匹への思いをこう語っていました。
飼い主さん:
「あんなに小さかったきなこが立派に成長し、元気に安全に過ごしてくれていることを、家族みんなで幸せに感じています。
毎日足にくっついてくるきなこの姿に、とても癒されています。どんなときも寄り添ってくれるきなことしじみは、かけがえのない存在です」
写真提供・取材協力/@_April__9mg_さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
