
長崎名物「角煮まんじゅう」で知られる岩崎本舗と、大分県別府市のセレクトショップOnsen Dolce(おんせんドルチェ/コーヒー&ジェラート)は、大分県中津市の老舗二反田醤油の特製醤油を使用した「大分角煮まんじゅう」を共同で企画。岩崎食品が製造し、11月12日(水)よりOnsen Dolceにて先行販売を開始している。
「大分角煮まんじゅう」の商品特長
「大分角煮まんじゅう」は、大分県中津市の老舗「二反田醤油」の芳醇な旨味と香りを活かした“三年完熟醤油”を使用。三年間じっくりと熟成された醤油が、角煮の脂の甘みを包み込み、重層的な旨味を生み出している。
濃厚でありながら後味は驚くほどすっきりと上品に仕上がっており、“大分の自然と時間が作る味”と“長崎の伝統技法”が合わさった、九州ならではの奥行ある旨味の融合が実現した。
岩崎本舗独自の“とろける角煮”に大分の地醤油が調和した、地域限定の新しい味わいを楽しめる。
九州の食文化をつなぐ開発への想い

岩崎本舗とOnsen Dolceで「大分の味」を形にしようと考えた際、まず候補に挙がったのは、別府で広く愛されており、Onsen Dolceのジェラートでも使用しているフジヨシ醤油の「カトレア醤油」だった。そのフジヨシ醤油より、岩崎本舗の商品基準に適う醤油として紹介されたのが、二反田醤油だ。
岩崎本舗とOnsen Dolceは実際に中津の工場を訪ねた際、丁寧な伝統製法と熟成への姿勢に強い共感を覚え、今回のパートナーとして二反田醤油と一緒にすることとなった。「“大分が誇れる味”を、角煮まんじゅうというかたちで届ける」という想いが、今回のコラボレーションにつながっている。
さらに、10月25日(土)に開催されたV・ファーレン長崎のホーム試合時に、Onsen Dolceとフジヨシ醤油のコラボ商品「カトレア醤油ジェラート」を岩崎本舗長崎スタジアムシティ店でコラボ販売し、大きな反響を得た。その成功を受け、第2弾では“九州の食文化をつなぐ”をテーマに、温泉県・大分から新たな挑戦として共同開発が実現した。
「九州の味を、つなぐ。」——それが今回のコラボレーションに込められた想いだ。長崎と大分、それぞれの地で受け継がれてきた“職人の味”を一つに重ね、九州の食文化の豊かさと、土地を越えて続く人のつながりを一品の中で表現した。
味を通じて、人と地域を結ぶ。岩崎本舗とOnsen Dolceは、この「大分角煮まんじゅう」が、長崎と大分、そして九州の食の未来をやさしくつなぐ架け橋となればと考えている。
