葬儀で見た義息子の姿
数年後、夫の父が亡くなりました。
悲しみの中で慌ただしく動く家族たちの間で、率先して動いてくれたのは娘の夫でした。
「ご飯買って行くので、お義母さんたちは座っていてくださいね」
「親戚の方のお迎えは僕が行きますよ」
弔問客への対応から食事の手配まで、誰よりも気配りを欠かさない姿にハッとしました。
彼は言葉ではなく「行動で示す人」だったのです。
誠実な姿に、心がほどけた
ふと気づけば、わだかまりを抱えていたのは私だけ。
義息子は最初から、家族を大切にしてくれていたのかもしれません。
「思い込みで人を見ていたのは自分だった」と反省し、胸が温かくなりました。
あの日から、彼を「娘の夫」ではなく「頼りがいのある息子」として見ています。
誠実さを行動で示す義息子に感謝し、思い込みを反省した出来事です。
【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

