
ドンキの謎家電「カラダブルハンディガン」って何?“全身ほぐせる秘密道具”を徹底レビューの画像一覧
ドン・キホーテで見つけた「カラダブルハンディガン」。一見派手なパッケージに目を奪われますが、中身は7種類のアタッチメントを備えた本格派マッサージガンと、手が届かない背中もほぐせるモーションベルトのセット。価格は10,999円と格安ながら、肩や腰、ふくらはぎまで全身ケアが可能。今回は実際に使ってみて、その使用感や振動レベル、アタッチメントごとの効果を徹底レビューします。
パッケージのパリピさに気を取られ、マッサージ家電と気づくのに時間がかかった

ドン・キホーテ 情熱価格
カラダブルハンディガン
¥10,999(税込)
見てください、このパリピなパッケージ。ドンキの家電売り場で並んでいた時、あまりの派手さに思わず目を奪われたのですが、「これが一体何なのか」」を理解するまでに数分の時間を要しました。
もちろんじっくり見れば「身体を振動によりほぐすマッサージ機器」であろうことはわかるのですが、「ぶるるるるん」「激揺れ」といった文字が大きく、さらにこの色味。ちょっと脳が理解するのを阻んだんですよね。
パッケージ裏面を見るとパリピ感はなく落ち着いており、7種類のアタッチメントがついたマッサージ機器であることがわかります。ヘッドを付け替えることで全身の様々な箇所のケアができ、さらにモーションベルトで手が届かない背中もケアできるよ、ということのようです。
どうケアするのかの仕組みは「垂直に振動を与えることで筋肉に働きかける」、そしてモーションベルトを使用した際には「水平振動により筋肉を伸ばす」。この2つが良い影響を与える……とのこと。
箱を開封してみると……すごい、なんだかスパイの秘密道具感があります。
本体部分を取り出すとその下にもアタッチメントが隠されています。かっけぇ!
全同梱品を取り出すとこの通り。本体と6つのアタッチメント、モーションベルト、充電ケーブルです。
充電はType-C。操作部分はここだけで、電源ボタン長押しで振動がスタート、その後は電源ボタンを押すたびに1→5まで振動の強さが変化します。操作はシンプルですね。
充電をしている間は本体のこの部分が赤く光るのもかっこいい。一般的には電源ボタン脇あたりに小さな丸いポチが緑色に光るとかじゃないですか?この光り方、仮面ライダーベルト感があります。パッケージの派手さ、中身のセットの秘密道具感、そしてこの光り方……開発者はかなり少年の心を持った方と推測。
一般的なマッサージガンと比べてこの形だと、両手で持ってしっかりと振動させたい部分に当てることができるのは良いと感じました。
6つのアタッチメントはそれぞれ付け替えて使用します。
振動時は青く光るんです!ただ正直、他のこういったマッサージガンと比べてレベル1でもかなり強い振動です。筆者は毎回1で使用しており、5はとても無理……。もちろん強い方が好みの方もいると思うので人それぞれだとは思いますが。
6つのアタッチメントで感じ方が変わる
ここからは、6つのアタッチメントそれぞれの使い方をご紹介します。
まずは球型ヘッド。肩や背中、腰、おしりなど万能に使えます。立ちっぱなしだった日やたくさん歩いた日は前ももを振動させると疲れも取れやすい気がしました。丸い形なので痛くないです。
座りっぱなしが続いた日にはおしりを振動させるとほぐれる~!こちらもやはり丸い形状のヘッドが強すぎない適度な振動で良いです。
平型ヘッドは二の腕、ふとももなどこちらも汎用性があるようですが、前述の球型よりも振動をダイレクトに強く感じます。「強めで!」と思う日にいいですね。肩から首を強めにたたいてほしい時にも良いです。
二の腕は特に叩かれる感じが心地よいのでおすすめ部位です。
緩衝型ヘッドは平型ヘッドの良さがありつつ若干力が弱まるので肩甲骨周りや肩、鎖骨付近に気持ちよかったです。
円柱型ヘッドは逆にピンポイントで突いてくるので、手のひらや足の裏などツボを押したい箇所に良いです!結構強い力で押されるので特に足裏がおすすめ!
U字型ヘッドは前腕、ふくらはぎ、アキレス腱に良いとありましたが、かなり痛いので正直よくわからず……球型よりめちゃ痛いけど、円柱型のように手のひらや足裏には分散してしまって中途半端な印象を受けました。
扇型ヘッドは背中や肩に良いとのことでしたが、これも結構痛い!細くて狭い箇所をえぐられるので(笑)かなり強めが好みの上級者向けと感じました。
全部使った結果、個人敵には「万能なのは球型か緩衝型」という結論に至りました……!
