3.軽い体調不良
猫は基本的に体調が悪いことを隠そうとしますが、それほど重症ではないときには、なんとなく赤ちゃん返りのような行動を見せることがあります。たとえば、お腹に溜まった毛玉による吐き気や便意があるのにスムーズに出ないようなときです。
体の違和感を早く取り除きたいという気持ちから、飼い主に助けを求めるように甘えてくることがあります。
特にふだんからしっかりとして自立している猫が急に甘えん坊になったり、飼い主の後をついて回ったり、過度に鳴くようになった場合は要注意です。
たとえば、急な食欲不振、排泄の回数や状態の変化、動きが鈍くなる、毛づやが落ちるといったサインが見られたら、体調不良を疑ってください。
まず自宅での食欲の変化、トイレの回数など、いつもと違う様子がないか細かくチェックしましょう。健康状態を確認して、気になる症状があれば早めに動物病院を受診することが大切です。早期発見により重症化を防ぐことができる場合があります。
まとめ
猫の赤ちゃん返りは、不安や違和感などの猫の気持ちによって起きる行動です。引っ越しや新しい家族など、 明らかに飼い主が関わっている原因は気づきやすいものですが、軽い体調不良などは見てもわからないことも少なくありません。
もし、急に甘えが出てきたら、いつから行動が変わったか、その前後に何があったか時系列でメモしておくとよいかもしれません。
また、健康チェックを最優先することも大切です。食欲や排便はわかりやすい指標ですが、いつもと変わらず特に原因がわからなければ、まず動物病院で診断してもらいましょう。
心配なときは、環境に変化がない→健康に問題ない→スキンシップ不足の可能性かもしれないと、消去法で考えるとよいでしょう。
同時に、赤ちゃん返りがあっても猫と生活する上で問題にならない限りは、甘やかしてあげることも決して悪いことではありません。甘えも信頼している証なので、猫のペースに寄り添ってあげてください。

