人気インフルエンサーがレポ!この冬に行きたい下呂温泉の日帰り湯&絶品グルメ

人気インフルエンサーがレポ!この冬に行きたい下呂温泉の日帰り湯&絶品グルメ

日本三名泉の一つとして名高い、岐阜県下呂市の人気温泉地・下呂温泉は、美肌効果の高い泉質と風情ある温泉街が魅力。飛騨川沿いに広がる街並みでは、湯けむりが立ちのぼる風情満点の景観の中、足湯や湯めぐり手形を使った温泉散策、食べ歩きなど、湯と街歩きの両方を満喫できると、国内外から幅広い年齢層が集う。

飛騨牛のすき焼きや鍋料理をはじめとする冬の味覚も好評で、温泉と共に味わうことで旅の満足感がより一層深まる。加えて、合掌村や温泉寺などの文化的スポットでは、紅葉やライトアップといった冬イベントも開催され、この時期ならではの観光と癒やしが調和。わざわざ冬の時期を狙って訪れる人もいるほど、充実した時間を過ごすことができる。
「下呂温泉 水明館、山水閣」1階にある「野天風呂」。岩造りの壁に囲まれ、プライベート感満点の「観音の湯」の露天(女湯)を堪能するモデル&インフルエンサーのなちゅんぱさん。「入浴後もぽかぽかがずっと持続してました!」(なちゅんぱ)
「下呂温泉 水明館、山水閣」1階にある「野天風呂」。岩造りの壁に囲まれ、プライベート感満点の「観音の湯」の露天(女湯)を堪能するモデル&インフルエンサーのなちゅんぱさん。「入浴後もぽかぽかがずっと持続してました!」(なちゅんぱ) / 撮影=EDWARD.K


今回は、アイドル活動も行う名古屋在住のモデル&インフルエンサー、なちゅんぱさんが下呂温泉の老舗宿を来訪。冬の日帰り温泉を堪能してきたので、おすすめポイントなどをレポートする。

■下呂温泉随一の老舗大型高級宿「下呂温泉 水明館」
湯の起源は平安時代中期とされ、鎌倉時代には現在の源泉地が発見された。そんな歴史ある温泉地内でも1932年創業と老舗の「水明館」。下呂温泉を代表する大型高級宿で、静けさと格式を兼ね備えた宿として人気も高い。
飛騨川沿いにたたずむ、和の伝統と現代的な快適さが調和した風格ある温泉宿「下呂温泉 水明館」
飛騨川沿いにたたずむ、和の伝統と現代的な快適さが調和した風格ある温泉宿「下呂温泉 水明館」


水明館の敷地内には趣の違う4つの館があり、「館ごとに客室の雰囲気やサービス、眺望が異なり、旅の目的や好みに応じて選べるのも大きな特徴ですよ!」(なちゅんぱ)

宿の最上級グレード、格式ある和のしつらえと広々とした客室で、ヒノキとさび石を使った宿泊者専用の大浴場「下留の湯」、貸切風呂、岩盤浴があり、贅沢な滞在が叶う「臨川閣」。利便性に優れた本館で館内施設へのアクセスが良好、展望大浴場やエステルームも備える「飛泉閣」。木の温もりを感じる落ち着いた空間で日本庭園に面した客室が多く、静かな滞在を望む人に人気の「山水閣」。プライベート感と高級感ただよう空間で、特別な日の宿泊などに利用したい離れ宿「離れ青嵐荘」の4館から成る。

■「野天風呂」ほか3つの大浴場を持つ「水明館」の湯を満喫!
「山水閣」「飛泉閣」「臨川閣」のそれぞれに大浴場を併設。そのうち、日帰り入浴で利用できるのは、「山水閣」1階にある「野天風呂」と、「飛泉閣」9階にある「展望大浴場」の2カ所。
「山水閣」1階、「野天風呂」。「観音の湯」(女湯)。「ぼたんの湯」と呼ばれる内湯は、全面ガラス窓で明るい空間だ
「山水閣」1階、「野天風呂」。「観音の湯」(女湯)。「ぼたんの湯」と呼ばれる内湯は、全面ガラス窓で明るい空間だ / 撮影=EDWARD.K

「山水閣」1階、「野天風呂」。岩造りの壁が特徴的な「観音の湯」(女湯)の露天。奥には観音像がある
「山水閣」1階、「野天風呂」。岩造りの壁が特徴的な「観音の湯」(女湯)の露天。奥には観音像がある

「山水閣」1階、「野天風呂」。男湯の露天は広々とした空間が広がる
「山水閣」1階、「野天風呂」。男湯の露天は広々とした空間が広がる / 撮影=EDWARD.K

「飛泉閣」9階の「展望大浴場」。日帰り入浴での利用も可能
「飛泉閣」9階の「展望大浴場」。日帰り入浴での利用も可能


泉質はアルカリ性単純泉でとろみのある湯が特徴。“美人の湯”としても知られ、肌を優しく包み込むため、湯冷めしにくく、寒さの厳しい時期でも体の芯から温まる。疲労回復にも優れるとされる自慢の湯のファンも多く、贅沢な癒やしのひと時を味わえる。
「臨川閣」3階にある「下留の湯」。宿泊者専用の大浴場だ
「臨川閣」3階にある「下留の湯」。宿泊者専用の大浴場だ


■和・洋・中、腕によりをかけたグルメの数々を満喫!
食事は、岐阜や飛騨エリアの地元食材を活かした多彩なスタイルで味わえる。本格的な日本料理の「料理茶屋 北乃寮(きたのりょう)」、フレンチなどの洋食が味わえる「欧風レストラン バーデンバーデン」。広東料理をベースにヌーベルシノワのエッセンスを加えた「チャイナルーム 龍遊里(りゅうゆうり)」。オープンキッチンを備えた「ダイニング 常磐(ときわ)」など。いずれも飛騨牛を使った料理などが好評だ。
「欧風レストラン バーデンバーデン」
「欧風レストラン バーデンバーデン」

バーデンバーデンで味わえる「飛騨牛ビーフシチューランチ」。コンロで温めるので最後まで熱々を堪能できるビーフシチューがメイン。冬の人気ランチだ
バーデンバーデンで味わえる「飛騨牛ビーフシチューランチ」。コンロで温めるので最後まで熱々を堪能できるビーフシチューがメイン。冬の人気ランチだ / 撮影=EDWARD.K

「料理茶屋 北乃寮」
「料理茶屋 北乃寮」

飛騨牛スライスとしぐれ煮をのせた、飛騨牛ひつまぶし。季節の野菜天ぷらも味わえる「飛騨牛ひつまぶし膳」
飛騨牛スライスとしぐれ煮をのせた、飛騨牛ひつまぶし。季節の野菜天ぷらも味わえる「飛騨牛ひつまぶし膳」

「チャイナルーム 龍遊里」
「チャイナルーム 龍遊里」

飛騨牛をご飯にのせ、セイロで蒸し上げた特製中国料理。スープやデザートなどが付く「飛騨牛せいろ蒸し」は、土日祝限定のランチ
飛騨牛をご飯にのせ、セイロで蒸し上げた特製中国料理。スープやデザートなどが付く「飛騨牛せいろ蒸し」は、土日祝限定のランチ


館内には専属ソムリエが在籍し、料理に合わせたワインの提案も可能。日本ワインも豊富にそろい、食事の満足度を高めてくれる。


高級宿ながら気軽に楽しめる日帰り湯プランが多いのも人気の理由の一つで、同宿を拠点に食事と温泉を堪能し、温泉街巡りも楽しむ人も。「日帰りプランだけで16プランもあるのはスゴイ!」(なちゅんぱ、※2025年11月現在)

「欧風レストラン バーデンバーデン」で飛騨牛ビーフシチューランチを堪能したなちゅんぱさん。「じっくり煮込まれたお肉は口の中でホロリとほどけました。おいしかった!」と大満足だった様子。
「レンガ調でしっとり落ち着いた雰囲気のバーデンバーデン。洋食プランはココで味わえますよ」(なちゅんぱ)
「レンガ調でしっとり落ち着いた雰囲気のバーデンバーデン。洋食プランはココで味わえますよ」(なちゅんぱ) / 撮影=EDWARD.K




■ラウンジで楽しむスイーツも評判!
「飛泉閣」1階にあるロビーラウンジ「エビアン」では、SNSなどでも評判のオリジナルスイーツや軽食を満喫したい。欅(けやき)の一本柱がそびえ立つ天然木の装飾ほか、贅を尽くした寛ぎ空間が広がるラウンジで、窓いっぱいに広がる日本庭園の景観も美しい。「滝が流れる日本庭園には、コイが泳ぎ、合鴨が気持ちよさそうに戯れていて、ほっこりしてしまいました」(なちゅんぱ)
ロビーラウンジから眺められる、日本庭園の造形美も見逃せない。「予約可能なので、良席は予約がベストです」(なちゅんぱ)
ロビーラウンジから眺められる、日本庭園の造形美も見逃せない。「予約可能なので、良席は予約がベストです」(なちゅんぱ) / 撮影=EDWARD.K


なちゅんぱさんのイチオシは、“かわいくて食べられない!”とバズリ中の「只今入浴中~まっちゃティラミス~」(1500円)。このほか、通年販売中の「下呂シューパルフェ」(660円)はテイクアウトして食べ歩きも可能。「シフォンケーキ」(770円)や、日替りの「季節のショートケーキ」(660円)、軽食メニューの各種「ピッツア」(1300円~)、ナンで味わう「ラウンジ流 特製2色カレー」(1650円)などもある。
「抹茶ティラミス~只今入浴中~」(1500円)は、「ロビーラウンジ エビアン」の大人気メニュー。抹茶ティラミスにカエルのチョコがのる、映え必至スイーツだ。容器のますは持ち帰ることも可能
「抹茶ティラミス~只今入浴中~」(1500円)は、「ロビーラウンジ エビアン」の大人気メニュー。抹茶ティラミスにカエルのチョコがのる、映え必至スイーツだ。容器のますは持ち帰ることも可能 / 撮影=EDWARD.K

雪が積もる冬景色もステキな、ロビーラウンジ「エビアン」
雪が積もる冬景色もステキな、ロビーラウンジ「エビアン」


「水明館の湯はとろりとした肌触りが心地よく、“美肌の湯”の名に納得。数々のグルメもとてもおいしかったし、スイーツは別腹でした(笑)。濃厚な抹茶ティラミスにを風呂に見立て、それに浸かるカエルさんの姿は必ず撮りたくなります!ますをみやげにできるのもうれしいポイントですね。温泉街や最寄りの駅も近いから、下呂の魅力を一日でギュっと味わえるところもいい!また来たいと思わせてくれる体験でした」(なちゅんぱ)

取材・文=内藤 恵

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