「肝臓がんの初期症状」はご存じですか?『血液検査』でどう調べるかも医師が解説!

「肝臓がんの初期症状」はご存じですか?『血液検査』でどう調べるかも医師が解説!

肝臓がん(肝細胞がん)の血液検査

肝臓がん(肝細胞がん)を診断するためには、超音波検査・画像検査などさまざまな検査が行われます。そのうち血液検査を詳しく解説します。肝臓がん(肝細胞がん)の血液検査は、主に腫瘍マーカーを調べるために行われる検査です。
腫瘍マーカーとはがんの種類によって特徴的に作られる物質で、がん細胞やがん細胞に反応した細胞によって作られます。腫瘍マーカーの数値は、がんが大きくなるにつれて増加するといわれています。
しかし、がんがあっても腫瘍マーカーが陰性である・がんがなくても陽性である場合があるため、正確な診断をするにはほかの検査も欠かせません。なお、血液検査は治療方針を決定する際に肝機能を調べる目的で行われるケースもあります。

肝臓がん(肝細胞がん)の治療方法

肝臓がん(肝細胞がん)と診断されたら、治療に進みます。肝臓がん(肝細胞がん)の治療方法には、以下の5つがあります。

肝切除

ラジオ波焼灼療法(RFA)

肝動脈化学塞栓療法(TACE)

薬物療法

肝移植

肝臓がん(肝細胞がん)の治療ではがんの広がり・他臓器への転移の有無・肝機能などに基づいて治療方法を決めます。ここからは肝臓がん(肝細胞がん)の治療方法を詳しくみていきましょう。

肝切除

肝切除とは、肝臓のがんとその周囲の部分を手術によって取り除く治療法です。一般的に、がんが肝臓にとどまっている・がんの数が3個以内・肝機能が保たれている場合に行われます。

ラジオ波焼灼療法(RFA)

ラジオ波焼灼療法(RFA)は腹部の皮膚から特殊な針をがんに直接刺し、針の先端部分に高熱を発生させることで、がんを焼いて死滅させる治療法です。手術と比べると体への負担はありませんが、発熱や出血などの合併症が起こる可能性があります。

肝動脈化学塞栓療法(TACE)

肝動脈化学塞栓療法(TACE)は、がんに栄養を運んでいる血管を人工的に塞ぐことで、がんの増殖を抑える治療法です。肘や手首の動脈からカテーテルという細い管を挿入し肝動脈まで入れ、抗がん剤と造影剤を注入します。
その後に閉塞物質を注入することで、血管を塞ぎます。肝動脈化学塞栓療法(TACE)も腹痛や吐き気などの副作用が現れる可能性があるため、注意が必要です。

薬物療法

肝切除・ラジオ波焼灼療法(RFA)・肝動脈化学塞栓療法(TACE)などが行えない場合は、薬物療法を行います。肝臓がん(肝細胞がん)の薬物療法では、分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬が用いられます。

肝移植

肝硬変などで肝臓の治療が困難な場合は、肝移植を行うこともあります。肝移植は肝臓をすべて取り出し、臓器提供者の肝臓を移植する治療法です。日本では、親近者から肝臓の一部をもらうケースが一般的といわれています。

配信元: Medical DOC

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