
SALIOT pico ポータブル
ミネベアミツミは、東京・誠品生活日本橋にて、アーティスト小川剛氏と同社のスマートLED照明「SALIOT(サリオ)」のコラボレーションイベント「プリズムハンティング~ビルの隔たれた空間に宇宙を感じる体感アート」を、11月22日(土)に開催する。
「SALIOT」シリーズについて
ミネベアミツミは、従来からIoT照明器具「SALIOT(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things)」シリーズを展開し、美術館や博物館、ホテル、ショールーム等、多くの施設へ納入している。スマートフォンやタブレットで照明器具の向きや明るさ、光色、配光角度を離れたところから操作でき、照明器具の調整現場に大きな変革をもたらしてきた企業だ。
同社の「SALIOT pico ポータブル」は、「SALIOT」で培った光学技術と回路、無線技術のノウハウをコンシューマー向けに展開したコードレスで持ち運びが可能なコンパクトなスタンドライト。「SALIOT」の特長である美術館や博物館で求められる高い演色性(Ra97※)と調光の機能を引き継いでいる。手動で簡単に配光角度と光の照らす方向を調整できるため、豊富な光のバリエーションにより、タスクライト、間接光、演出光など多様な照明手法で、家庭や店舗での新たな光空間演出を実現できるという。
“アート×光”の空間を体験できるイベント
今回同社は、営業終了後の誠品生活日本橋という特別な空間で、プリズムで光をあやつる小川剛氏のアート作品と、LED照明「SALIOT」の上質な光を組み合わせた、“アート×光”の空間を体験できる「プリズムハンティング~ビルの隔たれた空間に宇宙を感じる体感アート」を開催する。

Phantom prism

Luminous flux
プリズムによる光の屈折を応用して空間を支配する小川剛氏の「光の造形」は、視覚体験そのものを刷新し、どこから光が当たるのか、どこから見るのか、鑑賞する時間・鑑賞の場所によってその姿を変えるという。
またイベントでは、誠品生活日本橋の江戸風情を感じる内装と書店という落ち着いた環境を舞台に、行燈に見立てた「SALIOT pico ポータブル」を鑑賞者ひとりひとりに渡し、フロアを歩いてもらうとのこと。
本棚や机の上に設置した小川剛氏のアート作品を「SALIOT pico ポータブル」の上質で柔らかな光で照らすと、色鮮やかな「光の造形」があふれるように映し出される。鑑賞者自身がさまざまなプリズムを発見する愉しさと、スマホで撮影してSNSに上げる楽しさの二重構造で、感動が深く記憶に残るイベントとなるだろう。

SALIOT ムービングスポットライト
さらに、天井に設置した「SALIOTムービングスポットライト」が自由に動き、その光を当てる場所や明るさを自動で制御しながら壁面の大型アート作品を照らす。アートからあふれ出る光の表情が、刻一刻と変化していくのを鑑賞することも可能だ。
鑑賞者自ら変化させる光と、自然に変化する光。この2つの光体験を存分に楽しもう。イベントでは、小川剛氏による作品解説、光についてのクイズや、ドリングサービスも実施される予定だ。
