
10月9日(木)から放送スタートする、宇垣美里主演、山中柔太朗共演の木ドラ24「できても、できなくても」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか)に樋口日奈、大原梓、鶴嶋乃愛、上原佑太、渋谷謙人、古屋呂敏、水崎綾女がレギュラーキャストとして出演することが発表され、7人からコメントが届いた。
■不妊症をきっかけに自分の幸せを見つめ直す大人のラブストーリー
朝日奈ミカによる同名電子コミックが原作の同ドラマは、“不妊症”をテーマに、不妊症が発覚した主人公が、彼氏も職も失い絶望する中で年下イケメン男子と出会い、自分にとっての本当の幸せを見つけるため、もがき奮闘する姿を描く大人のラブストーリー。
主演を務める宇垣は、建設会社で働く32歳の桃生翠を演じる。翠は、7年付き合った彼氏と結婚するために受けたブライダルチェックで不妊症が発覚し、彼氏も職も失う。一方、山中演じる月留真央は、どこかミステリアスな雰囲気がある26歳。ナンパ男から助けたことがきっかけで、翠と出会う。酔った翠をほっとけない優しい一面も持つ。
■レギュラーキャスト7名の役どころ
今回、出演が発表された樋口は、翠の幸せをよく思わず何かと邪魔してくる、翠と同じ建設会社で働く後輩・滝沢美咲を、古屋は、広瀬設計事務所を経営し、華々しい実績が多い一級建築士・広瀬高臣を、水崎は、翠と真央のよき理解者で、翠の親友であり、真央の従妹・桂川エリカを演じる。
また、親や周囲の意見に流されやすい一面がある日向井建設の跡取り息子で翠の元・婚約者・日向井聡役を渋谷が、妊娠を機に結婚し、翠を心配しながらも温かく見守っている翠の妹・井岡琳役を大原が、idea建築事務所で働いていて、真央や松原のサポートをする水乃菜々役を鶴嶋が、idea建築事務所で働いていて、事務所のムードメーカー的な存在である松原傑役を上原が担当。
■樋口日奈のコメント
滝沢の発する言葉一つ一つが強烈すぎて、原作と脚本を拝見した時かなりの衝撃を受けました。滝沢とても毒々しいです。普通では考えられないような発言や行動をします。でも、そんな滝沢もそこに至るまでの描かれていない背景や体験がきっとあって、私が一番滝沢を理解して、寄り添ってあげなければという気持ちが撮影を重ねるにつれ強まっています。
この作品を通して、「普通とは、当たり前とは、何か」ということを考える際、みなさんの頭の中に少しだけ滝沢視点も加えていただけるよう心を込めて演じたいです。宇垣さん演じる翠とのシーンは常に殺伐としていますが、現場ではとても穏やかに、仲良く演らせていただいております!
■古屋呂敏のコメント
広瀬高臣役を演じます古屋呂敏です。原作を拝読し、誰もが他人と比べて自分を責めてしまう瞬間があると感じました。価値観や背景の違いがある中で、合う合わないが存在するのは自然なこと。このドラマを通じて、人と違うことは悪い事ではなく、完璧でなくてもいいと思えるきっかけになればうれしいです。
■水崎綾女のコメント
私自身、AMHという数字が低く、将来的に子供が授かれないかもしれない…、そんな思いから30歳の時に卵子凍結をしました。欲しいからとすぐ出来るものでもなく、奇跡の連続で産まれてくる大切ないのち。主人公・翠の気持ちが痛いほどに分かります。その頃から作品のタイトルにあるように「できても、できなくても」と考えるように。この作品が女性の心を軽くするきっかけになればと思っています。
■渋谷謙人のコメント
日向井聡役を演じます、渋谷謙人です。衣装合わせからとても雰囲気が良く、その時に監督からいただいた日向井を表現する「とんちきドライブ」という言葉をヒントに撮影初日からアクセル全開で挑みました。
漫画原作から実写になることの面白さを肌で感じながら、ドラマが生き生きと立ち上がるように ワンシーンワンシーン悔いのないよう、みんなで撮影しております。観てくださる視聴者の方はもちろん、現場にいるスタッフさんや共演者に楽しんでいただきたく全力で演じております。ちなみに現場ではボラ男と呼ばれております。なぜかは…、放送を見れば分かるかも!?放送をお楽しみに!
■大原梓のコメント
桃生翠の妹・井岡琳を演じさせていただきます、大原梓です。宇垣さんとは以前、別の作品で共演させていただいたこともあり、今回は姉妹役としてご一緒できることをとてもうれしく思います。そして、唯一の家族だからこそお互いを思い合う気持ちから生まれる出来事を、最後まで丁寧に描いていけたらと思っております。よろしくお願いいたします!
■鶴嶋乃愛のコメント
水乃菜々役を務めさせていただきます、鶴嶋乃愛でございます。まず原作、脚本共に読ませていただき、登場人物それぞれの女性達に正義や願望が存在しているという事を強く感じました。その中でも水乃ちゃんの真っ直ぐさを一つ一つの行動や言動を素直に演じていきたいなと思っております。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さまとご一緒できる幸せを噛み締めて、水乃菜々として精一杯生きて参ります!
■上原佑太のコメント
連ドラでレギュラーをやらせていただくのが今回初めてで、お話をいただいた時はめちゃくちゃうれしくて大変舞い上がったのですが、撮影日が迫るにつれて“初めて”ということに対して、そわそわもし始めています!共演する方々も初めましての方々なので、まずは共演者の方々と打ち解けられることをモットーにやっていけたら良いなと思っています!
原作の松原さんを見ていて「めっちゃ良い奴だな」と思ったので、自分も「めっちゃ良い奴だな」と思っていただけるように、皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります!よろしくお願いします!
■「できても、できなくても」第1話 あらすじ
建設会社で働く桃生翠(宇垣美里)は、付き合って7年になる日向井聡(渋谷謙人)との婚約を、聡の親に認めてもらうためブライダルチェックを受ける。しかし、不妊症が発覚したことで聡に振られ、職場も退職することに。同僚や後輩からの心ない言葉に深く傷つき、心身ともにボロボロの翠は、送別会の帰り道、男にナンパされているところを月留真央(山中柔太朗)に助けられる。自暴自棄になった翠は真央にある提案をする。

