今、医療界で話題の「直美(ちょくび)」とは、AIが医者に変わる未来が来るのか…思わず「へえ~」と唸る現役医師芸人・しゅんPが語る「医学のイ」

今、医療界で話題の「直美(ちょくび)」とは、AIが医者に変わる未来が来るのか…思わず「へえ~」と唸る現役医師芸人・しゅんPが語る「医学のイ」

現役医師で芸歴15年の芸人・しゅんしゅんクリニックP
現役医師で芸歴15年の芸人・しゅんしゅんクリニックP / ※提供写真

子どもの頃、多くの人が一度は憧れる職業、“お医者さん”。ドラマや漫画の題材にもなることが多いが、医学部での授業、研修医の裏側、現在進行中の医療はあまり知られていないだろう。そんな医学と健康のアレコレを、現役医師芸人・しゅんしゅんクリニックPが分かりやすく紹介する新番組「しゅんしゅんクリニックPの医学のイ」(毎週日曜夜6:00-7:00 、BSよしもと[BS265ch]※全国無料)が、11月16日から全3回にわたってスタートした。初回から「へえ〜」と唸ってしまうエピソードが連発し、続く23日(日)の第2回では「AIとDXで医療はどう変わる?」をテーマに、さらに未来の医療へと斬り込んでいく。難しいながらも身近にあり、非常に興味深い医療の話。どんなことが語られているのか。第1回放送を振り返る。

■スタートラインは1日15時間の猛勉強、医学生たちの驚くべき日常

第1回目の放送では、「お医者さんってどうなるの?」をテーマにしゅんPの実体験を交えたエピソードが語られた。精神科医の父に憧れ、医師を志したというしゅんP。その第一関門である医学部受験について、「高3の夏以降は1日12〜15時間くらいは勉強していた」「寝る時間以外は全部勉強」「ご飯を食べながら暗記したり、トイレに公式を貼ったりしていた」と、さらりと、しかし衝撃的な事実を明かして視聴者を驚かせた。

多くの大学が4年制であるのに対し、医学部は6年制。人の命を預かるために必要な膨大な知識と技術を、ここで徹底的に学ぶためだ。決して苦しいだけの日々ではないが、試験は熾烈を極め、しゅんP自身も「医療倫理学」の試験で追試になり、留年の危機に瀕したことを告白。4年生以降は病院実習(ポリクリ)、そして「地獄のようだった」という卒業試験、最後の関門である医師国家試験と、まさに息つく暇もない6年間がリアルに語られた。
しゅんPのすごい実体験、高校から医師免許を取るまでの分かりやすい流れ
しゅんPのすごい実体験、高校から医師免許を取るまでの分かりやすい流れ / ※提供写真


■眠らない医師たち…36時間勤務も当たり前の研修医時代

たっぷり1時間、しゅんPの講演会のように楽しめた放送内容。後半では、国家試験合格後、2年間の初期臨床研修でいよいよ医師としての第一歩を踏み出した日々を回想。しかし、そこはまた過酷な現場だったという。「日勤の後に当直して、そのまま次の日も日勤っていう、36時間労働みたいなのもありました」と振り返る。

脳出血患者の緊急手術に立ち会った数時間後には、産婦人科で帝王切開の手伝いに入る。そんな目まぐるしい日々の中、時には看護師に叱咤され、急変対応にパニックになりながらも、医師として成長していく。実体験から紡がれるエピソードの一つ一つが、医療現場の緊張感を伝えてくれた。

■医療界が抱える新たな課題「直美(ちょくび)」とは?

2年間の研修を終えると病院勤務に入り、ようやく一人前の医師としてのキャリアがスタートする。大学病院の専門医局に入るか、市中病院に残るか。そんな伝統的なキャリアパスに加え、しゅんPは最近の医療界で話題になっている「直美(ちょくび)」という言葉を解説した。これは、研修後に病院勤務の保険医への道には進まず、直接、美容クリニックへ進むことを指すという。

しゅんPは直美自体は否定しないものの、「(直美の増加で)病院で保険医が不足し始めている」と、構造的な問題に警鐘を鳴らした。

■AIの進化は医師にとって代わるのか? 医療の未来予想図

初回放送は「医者」という職業への見方が少し変わるような、学びと発見に満ちた内容だった。続く11月23日(日)放送の第2回では、みいクリニック理事長の宮田俊男医師をゲストに迎え、「AIとDXで医療はどう変わる?」をテーマに対談形式でトークを展開する。

宮田医師はエンジニアから医師へ転身し、厚生労働省での勤務経験も持つ異色の経歴の持ち主。そんな医療とテクノロジー双方に精通した専門家を迎え、まず議論されるのは「日本の医療現場でAIやDXの導入は進んでいるか?」という問いだ。

これに対し、宮田医師としゅんPの見解は○と×に分かれる。コロナ禍で普及したオンライン診療を評価する宮田医師と、いまだ根強く残る紙カルテやFAX文化を指摘するしゅんP。日々医療現場に立つ2人だからこそ語れるリアルな現状と、それぞれの視点から見える医療DX化の光と影が浮き彫りになる。

さらに議論は「AIが医者に代わる未来は来るか?」という核心へ。診断から手術まで、AI技術の進化が目覚ましい昨今、医師という仕事は将来なくなってしまうのか? SFのようで、すぐそこまで来ているかもしれない未来の医療の予想図はとても興味深い。
第2回には、みいクリニック理事長の宮田俊男医師がゲスト出演
第2回には、みいクリニック理事長の宮田俊男医師がゲスト出演 / ※提供写真

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