「ポキッ!」娘の部屋の模様替え中に異音!?→診断結果に思わず絶句…

娘の部屋の模様替えを手伝っていたときのことです。カラーボックスを移動してほしいと言われ、「任せろ!」と勢いよく持ち上げたのですが……。
腰からものすごい異音が。「ボキッ」と言う音と共に感じた足のしびれと腰の痛み! 衝撃に耐えきれずそのままカラーボックスを床に置き、倒れ込むように四つん這いになりました。そこから一歩も歩けず、なんとか張ってリビングまで戻り、自力で救急車を呼びました。私の様子にパニックになってしまった娘をなだめながら救急車を待ちましたが、私も泣き叫びたかったです。
救急隊員の方にお世話になり、病院でCTやレントゲン、MRIをおこないました。その結果、ひどい椎間板ヘルニアと診断されました。1カ月入院しましたが、退院して1週間後にまたヘルニアになり、救急車で運ばれました。娘には呆れられ、病院の先生には笑われ、恥ずかしかったです。今後、模様替えをするときは無理せず誰かにお願いしようと思いました。
椎間板とは、背骨をつないでクッションの役目をしている組織で、椎間板が損傷し、一部が出てきて神経を圧迫することで椎間板ヘルニアを発症するのだそう。主な症状は腰や臀部の痛み、下肢のしびれや痛み、力が入りにくくなることがあると言います。今回のママのように重い物を持ち、急に立ちあがろうとしたときに発症することも。みなさんも、重い物を持つときは「コレくらいなら大丈夫! 」と思わずに、無理をせずゆっくり立ち上がるなど体に負担をかけないようにしてくださいね。
監修:助産師/松田玲子
著者:御門 りょう/30代女性・主婦/12歳の女の子、10歳の男の子の母です。シングルで頑張ってます!
イラスト:犬野ぽよ彦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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救急車で運ばれ、さらに1カ月もの間、入院されていたとのこと。本当に大変な経験だったと思います。部屋の模様替えは気軽に行いたくなりますが、重い家具を動かすときなどは、思わぬケガにつながることもあるため注意が必要ですね。
いかがでしたか? 子ども部屋は、子どもにとって「自分だけの世界」が広がる場所。だからこそ、ときに笑ってしまうようなハプニングや、ちょっとゾワっとする出来事、そして思わぬケガにつながることもあります。
完璧に管理することはできなくても、ときどき様子をのぞいたり、一緒に片づけをしたりしながら「安全」と「子どもの自由」のバランスをとっていきたいですね。小さなトラブルも、親子で振り返れば、いつか“思い出話”になる日が来るかもしれませんね。
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

