AYA世代のがんの生存率
AYA世代のがんの生存率をがんの種類ごとに解説します。下記数値は、国立がん研究センターが公表した数値であり、5年後の生存率は実測の数値のみ公表しています。
白血病
5年実測:72.8%、10年実測:70.1%、10年ネット:70.6%
リンパ腫
5年実測: 88.0%、10年実測: 86.0%、10年ネット: 86.6%
脳・脊髄腫瘍
5年実測: 83.5%、10年実測: 77.8%、10年ネット: 78.2%
骨・軟骨腫瘍
5年実測: 68.3%、10年実測: 62.5%、10年ネット: 62.9%
軟部肉腫
5年実測: 75.5%、10年実測: 70.5%、10年ネット: 70.9%
胚細胞性腫瘍など
5年実測: 93.7%、10年実測: 93.6%、10年ネット: 94.3%
黒色腫・皮膚がん
5年実測: 82.9%、10年実測: 79.5%、10年ネット: 80.1%
甲状腺がん
5年実測: 99.4%、10年実測: 98.8%、10年ネット: 99.4%
頭けい部のその他のがん
5年実測: 83.3%、10年実測: 78.7%、10年ネット: 79.2%
肺・気管支のがん
5年実測生存率: 46.3%、10年実測: 38.8%、10年ネット: 39.1%
乳がん
5年実測: 90.0%、10年実測: 83.5%、10年ネット: 84.0%
腎がん
5年実測: 90.3%、10年実測: 87.6%、10年ネット: 88.3%
ぼうこうがん
5年実測: 79.1%、10年実測: 71.5%、10年ネット: 72.0%
性腺のがん
5年実測: 81.0%、10年実測: 75.4%、10年ネット: 75.9%
子宮頸がん・子宮がん
5年実測: 88.6%、10年実測: 87.2%、10年ネット: 87.7%
大腸がん
5年実測: 75.2%、10年実測: 69.9%、10年ネット: 70.5%
胃がん
5年実測: 61.8%、10年実測: 59.2%、10年ネット: 59.7%
肝内胆管がん
5年実測: 43.1%、10年実測: 36.1%、10年ネット: 36.4%
すい臓がんなど消化器系のがん
5年実測: 50.1%、10年実測: 43.6%、10年ネット: 43.9%
AYA世代の生存率が高い理由
AYA世代のがんの患者さんの生存率が高い理由には、いくつかの要因が関与しています。まず、AYA世代の患者さんは細胞の活性が高く、がん細胞の増殖速度が速いことがありますが、治療薬が効きやすい傾向にあることが一因です。治療薬が効果を発揮しやすいという特性は、AYA世代の治療成功率を向上させる重要な要素となっています。
また、若年層は健康であることが多く、治療に対する耐性が高いことも、高い生存率に寄与しています。より積極的な治療ができ、結果として生存率の向上につながっていると考えられます。

