40歳、初個展で迎えた“再出発”
40歳の誕生日に叶えた、原点を見つめ直す個展
—— 独立後、最初の大きな挑戦が個展だったとか。
39歳で独立し、最初は思うようにいかず落ち込むことも多かった。でも「ネガティブな感情はネガティブを呼ぶ」と気づいて、発想を転換しました。
そんな時、銀座で偶然立ち寄った展示会がきっかけで、後に大きな転機となるアーティストHatsumi Yoshidaさんと出会います。
Hatsumiさんは、バリにアトリエを構えて世界中で活躍するパワフルなアーティストでした。
彼女との交流を深める中で、「初めて彼女と出会ったこのギャラリーで個展を開けたら素敵だな」と思い、40歳の誕生日に実現。
6日間の開催中、多くの人が訪れ、これまでの歩みを整理する貴重な機会になりました。
初個展のフライヤー。タイトルは「意識と素粒子」
銀座のギャラリーでの展示風景
銀座のギャラリーでの展示風景
銀座のギャラリーでの展示風景
来場者との記念ショット
再びNYへ――光と人をつなぐ個展
100人に声をかけて見えた、アートの本当の価値
—— その後、ニューヨークで個展も開催されましたね。
はい。アートコンペで「アートレジデンシー賞」をいただき、1ヶ月間ブルックリンのギャラリーに滞在し、最終週に個展を開きました。
知り合いがほとんどいなかったので、街で出会った人々に声をかけてライトペインティングで撮影し、「展示するから見に来て」と誘いました。
100人以上に声をかけるうちに、“アートを広める”ことへの情熱が膨らんでいきました。
アートを通じて心がつながる――その本当の価値を感じた瞬間でした。
NY個展のフライヤー
ブルックリンで撮影した街の人々
アーティスト・クレイトンとのコラボ作品
個展の様子
個展の様子
1ヶ月滞在したギャラリーの部屋
