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森田望智が朝ドラ『巡るスワン』ヒロインに決定「バトンの一つをお預かりさせていただくことが光栄」脚本はバカリズム

森田望智が朝ドラ『巡るスワン』ヒロインに決定「バトンの一つをお預かりさせていただくことが光栄」脚本はバカリズム

連続テレビ小説「巡るスワン」制作発表・主演会見に登壇したバカリズム(写真左)と森田望智
連続テレビ小説「巡るスワン」制作発表・主演会見に登壇したバカリズム(写真左)と森田望智 / (C)NHK

森田望智が、2027年度前期の連続テレビ小説「巡(まわ)るスワン」(NHK総合ほか)のヒロインに決定し、11月21日に東京・NHK放送センターで行われた制作発表・主演会見に、脚本を手掛けるバカリズムと共に登壇した。

■“何も起こらない日常を守る”ヒューマンコメディー

森田演じる主人公は、長野県佐和市で生まれ育ち、警察学校を卒業後、交番で経験を積み、現在は故郷の長野県警佐和署生活安全課で警察官として働いている。

「事件が起こらないこと」が使命とされる部署で、防犯のため自作の演劇を披露したり、市民からの相談に乗ったり「あれ、思っていたのとなんか違う」と、地味な仕事に不満を感じる日々を過ごす。

そんな日々を重ねながら、異動で警察署が変わっても生活安全課の警察官としての経験を積み、やがて地域に信頼される存在となっていく。年月を経て佐和署の生活安全課長となった主人公は、佐和湖に浮かぶ白鳥号を見つめながら「今日も何も起こらなかったな」と思う。

何かを成し遂げた人でもなく、夢にがむしゃらに突き進む訳でもない。仕事はちゃんとするが、休日には友人と愚痴をこぼす――どこにでもある日常を過ごす主人公が“何も起こらない日常を守る”という道を見つけるまでのヒューマンコメディー。

■森田望智「おかえりモネ」「虎に翼」に続き3度目の朝ドラ出演

森田は、2021年度前期放送の連続テレビ小説「おかえりモネ」で主人公の先輩を、2024年度前期放送の連続テレビ小説「虎に翼」では主人公の女学校の同級生で後に義姉となる米谷花江を演じた。

まさにスワンのような白いドレスで登場した森田は「朝ドラという大きな歴史の中のバトンの一つをお預かりさせていただくことをすごく光栄に思っております。主演を務めることについて、本当にびっくりな気持ちで。最初驚きました」と、喜びと驚きをあらわに。

作品については、「日常にすごく溶け込むような朝ドラになるのではないかなと思っています。当たり前の日常を毎日それとなく頑張っていて、すごく共感性のある主人公だな、私に近いかもしれないなと思いました。朝起きて、歯磨きをして、朝ドラを見て、服を着て、そういうルーティンがある中で、当たり前にあるけれどなくてはならない、そんな朝ドラになればいいなと思っております」と述べ、「精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

■バカリズム「事件が起こらないことが成果になるところに魅力を感じた」

バカリズムは、舞台を警察署、しかも生活安全課にしたことについて、「今回は警察署が舞台なのですが、よくドラマの題材にされている刑事課などではなくて、生活安全課という部署です。生活安全課というのは、今までほとんどドラマの題材になったことがないらしく、なぜかと聞くと警察署の中で唯一、事件を未然に防ぐ部署なのでドラマになるような事件が起こりづらい、起こらないことが成果だからということで、僕はそこに魅力を感じて、生活安全課を舞台にドラマを書かせていただくことになりました」と、経緯を説明。

「架空OL日記」(日本テレビ)で向田邦子賞、「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ)で東京ドラマアウォード脚本賞や橋田賞、「ホットスポット」(日本テレビ)で放送文化基金賞脚本賞など多数の賞を受賞しているバカリズムだが、NHKのドラマ脚本を手掛けるのは初となる。

「正直まだ書き始めていないので、どうなるか分からないですけれども、締め切り厳守で頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」とユーモアたっぷりに抱負を述べ、会見場を和ませた。

※佐和市は、長野県諏訪市など諏訪湖周辺をイメージした架空の町

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