牛肉の健康効果

効率的な体づくり
牛肉を含むほとんどの動物性食品のたんぱく質中には、ヒトが体内で合成できず食物から摂取しなければならない必須アミノ酸の全てが、不足なくバランスよく含まれています。このように高品質なたんぱく質は「アミノ酸価100」と表現され、効率的に筋肉・皮膚・髪の毛などの体たんぱく質として利用することができます。
貧血の予防
鉄が不足すると、赤血球中のヘモグロビンが減少し、体内への酸素供給が不十分になることで、疲労感やめまい、思考力の低下などを招く「鉄欠乏性貧血」を引き起こすおそれがあります。 鉄には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜や豆類に含まれる非ヘム鉄の2種類があります。ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて吸収率が高く、さらに動物性たんぱく質やビタミンCを一緒に摂ることで吸収が促進されます。 牛肉はヘム鉄を多く含み、同時にたんぱく質源としても優れているため、鉄の吸収効率を高めながら貧血の予防に役立つ食品といえます。
免疫機能の維持
亜鉛には体内に侵入した細菌やウイルスなどを攻撃、排除したりする免疫機能を活性化させる働きがあります。牛肉には牡蠣やレバーと並ぶほど亜鉛が豊富に含まれているため、免疫機能を維持して風邪などの感染症にかかりにくくすることに役立ちます。
牛肉の栄養素を効率的に摂取する方法

牛肉と一緒に摂取すると効果を高める栄養素・食品
糖質からのエネルギーが不足していると、たんぱく質がエネルギーとして使われてしまうため、効率的にたんぱく質を利用することができません。牛肉のたんぱく質を効率的に利用するためには、ごはんなどの糖質から十分にエネルギーを摂ることが大切です。また、鉄や亜鉛はビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が上がります。例えば、ビタミンCが豊富なじゃがいも入りのビーフカレーは、水溶性の亜鉛もスープごと摂れるなど、牛肉に含まれる栄養素を活かすことができるおすすめのメニューです。
牛肉の栄養効果を高める摂取タイミング
たんぱく質を多く含む牛肉は、運動などで筋肉を使った後に摂取することで、筋肉の修復や成長をサポートするといわれています。特に運動を行う人では、運動後30〜60分以内にたんぱく質を摂ると、筋肉の回復がより効率的になると報告されています。日常生活においても、夕食などで適量の牛肉を取り入れることで、体づくりや疲労回復に役立ちます。

