教務の先生からの“公開指摘”
事態は翌月の委員会で起こりました。
その日、Bさんは遅れて委員会に参加。そこで、クラス委員がAさんから自分に代わった経緯を説明しました。
すると、それを聞いた教務の先生が、私たち全員に向けて静かに注意したのです。
「委員は当初決まった方にお願いしています、理由なく勝手に代役を立てる行為はご遠慮ください」
名指しこそされなかったものの、Aさんの勝手なフェードアウトに対する“公開指摘”でした。
私とBさんはこのとき初めて、Aさんが先生へ何の報告もしていなかったことを知ったのです。Bさんも「先生に言っていなかったの!?」と驚き、あきれていました。
後日、Aさんにも先生から直接注意が入り、結果的にBさんは委員を辞退。当初の決定通り、Aさんが委員を続けるかたちに戻ったのでした。
この一件はすぐにママ友の間で広まり、Aさんの「自分の都合で他人を巻き込む無責任さ」が周知されることに。役割から逃げ、他人に押しつけた結果、学校という公的な場で注意を受けるという結末に、私は「逃げ得は通らないんだ」とスカッとする思いでした。
誰かが担う必要のあるクラス委員。くじで決まった以上、最後まで責任を持ってやり遂げることの大切さを痛感した出来事でした。
著者:新谷けご/40代女性・主婦。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日を送る。
イラスト:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

