
重症心身障がい児とその家族、支援者のためにさまざまな企画やイベントを通じて交流や情報交換の場を提供するコミュニティ「COCOLON」は、2026年1月17日(土)に、「0歳からのファミリーコンサート」を開催。
場所は神戸市兵庫区の「新開地アートひろば」にて、障がいのある・なしに関わらず、すべての子どもたちと家族を対象に、生で音楽を楽しむ体験を届ける。東京で人気のコンサートが今回、神戸で初の開催となる。
障がい児とその家族にもお出かけの機会を
厚生労働省が2019年に実施した「医療的ケア児とその家族の生活実態調査」によると、医療的ケア児と暮らす家族の65.3%が「医療的ケアを必要とする子どもを連れての外出は困難を極める」と回答。

乳幼児用ではなくおむつ交換ができるベッドやスペース、医療デバイスの電源の確保、移動やきょうだいの見守りといった人的サポートなど、お出かけや遊びに行くことに困難を感じている人が多いという実情が明らかになった。
COCOLONは、こうした社会的課題を解消するべく、重症心身障がい児や医療的ケア児が参加しやすいイベントを開催し、親同士の繋がりや子どもの楽しみを増やすことができるよう活動している。
障がい児も楽しめるコンサート
「0歳からのファミリーコンサート」は、本格的な生演奏をステージ近くで楽しめる体感型イベントだ。

演奏するのは、子ども向け音楽家「やまキッズ」が代表を務める、音楽大学卒の5人組音楽ユニット「音のなかまたち」。保育園、幼稚園、子どもの施設、ホールなどで子ども向け演奏やファミリーコンサートを実施している。演奏曲は『にじの向こうに』といった子ども向けの楽曲や、各楽器にフィーチャーした『ラッパ吹きの休日』など、世代を問わず誰でも楽しめる構成となっている。

2024年の公演で実施した参加型の演目
また、鑑賞するだけではなく、観客が舞台に上がって「演者」になれるという体験も提供。過去の公演では、抽選で選ばれた家族が、演目に参加するコーナーを設け、舞台上で体を動かして楽しんだ。
ほかにも、抽選で当選した家族からのリクエストを受け、その場で即興演奏するパフォーマンスを実施。神戸の公演でも観る・聴くだけではない参加型企画の実施を予定している。
