糖尿病や高血圧を予防するための食事法である「DASH食」。具体的にどのような食事がいいのかご存知でしょうか。アメリカで提唱された食事法ですが、日本でも同じ考えで良いのかも気になります。管理栄養士の栗城さんに詳しく伺いました。

監修管理栄養士:
栗城 智子(管理栄養士)
東京農業大学卒業。食品メーカーにて開発や品質保証の業務に従事。管理栄養士のほか、医薬品登録販売者、中級食品表示診断士、コスメコンシェルジュ、離乳食アドバイザーなどの資格を保有。特定保健指導やドラッグストア勤務において人々の食事や健康、サプリメントに関する悩みに寄り添ってきた経験を生かし、現在は管理栄養士ライターとして執筆や監修に携わる。
編集部
それではDASH食の具体的な内容について教えてください。
栗城さん
先程お伝えしたとおり、高血圧を改善・予防するために「増やすべき食材」と「減らすべき食材」が明記されています。「増やすべき食材」にはカリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、たんぱく質が豊富な食材、「減らすべき食材」には飽和脂肪酸、コレステロールが含まれる食材が挙げられています。
編集部
具体的にはどんな食材が挙げられますか?
栗城さん
積極的に食べることを勧められている食材は野菜、果物、低脂肪の乳製品、大豆食品、海藻、ナッツ類などです。逆に避けるべき食材としては、牛肉、脂身の多い豚肉、甘いお菓子や飲み物などが挙げられます。
編集部
DASH食はアメリカで発表されたものですが、アメリカと日本の食事の違いをどのように考えて取り入れるのがよいでしょうか?
栗城さん
本場のアメリカ国立衛生研究所のDASH食に関する資料によると、食事例として穀物グループはパンやシリアルは精製度の低い全粒粉由来のものがおすすめと示されています※。これらの食材は日本でももちろん食べますが、やはり日本での食事のメインはお米が一般的ですよね。よって日本食では「主食はお米だけれど、白米より玄米がおすすめ」のように考えましょう。このほかにもアメリカで推奨されているものは日本食であまり馴染みのない食材が多いため、DASH食のエッセンスを普段の食事に取り入れていただければと思います。編集部
DASH食は日本食(和食)にも取り入れられるということでしょうか?
栗城さん
はい、おっしゃるとおりです。和食で喩えるととてもわかりやすいDASH食にできるので、ぜひ試してみてください。
※この記事はメディカルドックにて【糖尿病・高血圧を予防する「DASH食」は健康に良い! 管理栄養士おすすめメニューやポイントも紹介】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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