
「私が結婚したのは、人間?」
ある日、夫が持ち帰ったのはうずらの卵。そのささやかな嫌がらせが、夫婦の運命を大きく変えるきっかけになるとは、誰も予想していませんでした――。
ふたりの男の子を育てる主婦のあすかは、夫・和史の過度な執着に悩んでいました。
自分を何よりも優先してもらいたがり、乳幼児の息子にまで嫉妬する和史は、あすかを困らせるための嫌がらせを始める始末。
しかしこのことが夫婦の関係に決定的な変化をもたらします。
モラハラや夫婦の歪んだ関係を描き、レタスクラブで約600万PVという異例の反響を呼んだ衝撃の作品。今年、多くの読者の関心を集めた「うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで」をご紹介します。
※本記事は前川さなえ著の書籍『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』から一部抜粋・編集しました。
プロローグ












今年の話題作『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』。
約6,000,000PVというほど人気を集めた理由について、担当編集さんにお話をうかがいました。
「自分が一番でないと気が済まない幼稚さ、息子にまで嫉妬など、にわかには信じがたい夫の言動が著者の前川さんの画力でいや~な感じで表現されているところかなと思います。
夫は妻に対して異様な執着をしているのですが、そのウソのようなエピソードの数々が実話というのも、怖いポイントです! 」とのこと。
妻への執着やモラハラについてのエピソードは実話をベースにしているというのは衝撃ですね…。
妻の関心を求めるあまり、夫・父親としての一切の責任を放棄した和史と、夫との関係を諦めているあすかが行き着く先は……?
著=前川さなえ/『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』

