「糖尿病の3大合併症」は何かご存知ですか?予防法についても医師が解説!

「糖尿病の3大合併症」は何かご存知ですか?予防法についても医師が解説!

「人生100年時代」といわれている現代で問題視されているのが生活習慣病です。生活習慣病は食事や睡眠などの生活習慣の中で発症する病気のことをいいます。

こうした生活習慣病を防ぐために脂質や糖質などの栄養素には上限量や推奨量などが設定され、改善のために健康診断や栄養指導などが行われているのです。

今回はそんな放っておくと大きな病気にもなりかねない生活習慣病の1つ、糖尿病について解説していきます。

糖尿病の診断を受けている人も、ならないように気をつけたいという人もぜひ参考にしてみてください。

※この記事はメディカルドックにて『「糖尿病」とは?食事・原因・予防法・合併症についても解説!医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

中路 幸之助

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)

1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。

糖尿病の予防と注意点

注意

糖尿病の予防方法を教えてください。

糖尿病の中でも多いとされているのが後天性の2型です。2型は主に肥満や生活習慣が原因として挙げられるため、普段から炭水化物や脂質などの過剰摂取を控え、適度な運動を心がけましょう。また、定期的に健康診断を受けることで糖尿病の早期発見も期待できます。

糖尿病と診断されたら日常生活や食事で気をつけることはありますか?

糖尿病と診断された場合、指示された薬の服用はもちろん、栄養指導における管理栄養士からのアドバイスをもとに糖質を制限した食事を心がけましょう。適度な運動も有用です。

糖尿病になると合併症に注意しないといけないと聞きます。

糖尿病に罹った場合に懸念される合併症は以下の3つです。

網膜症

腎症

神経障害

目の毛細血管の出血などが見られる網膜症は、最悪の場合失明の危険もあるため注意が必要です。腎症はほとんど自覚症状のないところが恐ろしく、気づいたときには腎不全になっているケースも少なくありません。神経障害になるとしびれや感覚麻痺などが起こり、日常生活に支障をきたす恐れがあります。これらは糖尿病の三大合併症として恐れられ、早期発見と早期治療が求められる病気です。

最後に、読者へメッセージがあればお願いします。

身近な病気である糖尿病は一度罹ると治ることがないため注意を必要とする病気です。治らないからといって放置しておくと血糖でドロドロになった血液によって血管が詰まり、体の一部が壊死してしまうこともあります。そうなると切断しか方法がないため、油断して放っておくと今後の人生を大きく左右する病気として認知しておいてください。

編集部まとめ

喜ぶ女性
いかがでしたか?今回は私たちにとって身近な病気である生活習慣病のうちの1つ、糖尿病について解説しました。

糖尿病は放っておくと合併症や失明・体の一部の切断など、「血糖値が高くなる病気」としての認識だけだと恐ろしいことになるのが分かっていただけたかと思います。

糖尿病は生活に身近な病気であるからこそ、生活習慣の改善によって防げる病気です。日頃の生活習慣を見つめなおして糖尿とは無縁の生活を目指しましょう。

参考文献

糖尿病|厚生労働省

対象疾患・治療法HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ってなに?|国立研究開発法人国立循環器病研究センター

B.医療関係者の皆様へ|厚生労働省

配信元: Medical DOC

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