現代版ワーゲンバスはBEV
「待っていました!」というアウトドアユーザーも多いのではないだろうか。あの「ワーゲンバス」・フォルクスワーゲン Type2の現代版を思わせるクルマをフォルクスワーゲンが出してきた。それが「ID. Buzz(アイディー バズ)だ。
しかもBEV(バッテリーのみで駆動する、いわば完全電気自動車)。
どんなクルマか、ワクワクしながらインプレッションをお伝えしたい。

(画像提供/フォルクスワーゲンジャパン)
<外観・ボディ>
強烈な押し出し! 目立つこと必至!
ID.Buzzには2種類のモデルが用意されている。LWH(ロングホイールベース)とNHW(ノーマルホイールベース)で、NHWは全長、ホイールベースともに250mm短い。今回はLWH仕様を借りてみた。
まず、実車の前に立ってみると、第一印象からすでに鮮烈!
デカイ!...というより「強烈な押し出し」がある!
ただでさえ、投影面積を余すところなく使い切ったかのようなフル直方体の容積のボディであるうえに、このオリジナリティあふれるデザインは、「圧」さえ感じるほど。これはどこを走っていても圧倒的に目立つだろうなと乗っているだけでも感じる。くれぐれもへたな運転はできない!といつにも増して気を引き締めてのドライビングとなった。
ボディサイズとしては、トヨタのアルファード、ヴェルファイアクラスになるだろう。
Type2を思わせる大きくあしらわれたエンブレムも圧巻も圧巻だ。





実車は写真で見るよりもっと迫力があるデザイン。ぜひ一度、間近で見てほしい

大きなエンブレムもType2の血統をしっかり受け継いでいる

