冬の脱水症状は命に関わる危険を伴うため、早期の発見と対処が重要です。脱水が進行すると、めまいや痙攣、意識障害など深刻な症状が現れ、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります。今回は、冬の脱水症状の注意点について「管理栄養士」の髙橋さんに解説していただきました。

監修管理栄養士:
髙橋 沙都(管理栄養士)
宮城学院女子大学食品栄養学科を卒業後、公務員として学校給食施設に勤務。結婚を機に退職し、現在はWebライターとして活動中。
編集部
脱水を放置するとどんな危険性があるのでしょうか?
髙橋さん
脱水症が重症化すると次のような症状があらわれます。嘔吐やめまい
話しかけても答えられなくなる
体の痙攣
排尿や排便ができなくなる
血栓ができやすくなる
大人や子どもにかかわらず、体重の約2%の水分が失われただけで脱水症の症状があらわれます。放置すれば、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まり、命に関わることもあります。脱水症を重症化させないためにも早期発見・早期治療が大切です。
編集部
脱水症をチェックする方法はありますか?
髙橋さん
脱水症のチェック方法は3つあります。1つめは、口の中が乾燥していないか確認してみましょう。口の中がネバついたり、舌の表面が乾いたりしていたら水分が不足しているサインです。2つめは、爪の先を押してみましょう。白かった爪の先がピンク色に変わるまで3秒以上かかれば脱水症を起こしている可能性があります。3つめは、尿の色のチェックです。水分不足だと尿の色が濃くなります。
編集部
脱水症状が起きてしまったらどうすればいいですか?
髙橋さん
脱水症状を感じたら、早めに対処することが大切です。すぐに経口補水液などで水分補給をしましょう。症状が改善しない場合や意識がはっきりしない場合は、速やかに医療機関を受診してください。
※この記事はメディカルドックにて【冬こそ「脱水」に注意? 症状と水分摂取のコツを管理栄養士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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