皮膚がんの治療法・予防法
編集部
皮膚がんはどのように治療するのでしょうか?
文先生
基本は手術による切除です。早期であれば手術だけで根治が期待できます。進行した場合にはリンパ節郭清や放射線療法、抗がん剤、近年では免疫チェックポイント阻害薬などの新しい治療も選択肢になります。
編集部
早期発見できれば完治は可能ですか?
文先生
はい。皮膚がんは早期に見つけて適切に治療すれば高い確率で治癒が見込めます。特に基底細胞がんや有棘細胞がんは予後が良好です。一方、メラノーマは進行が早いため、より早期の対応が重要です。
編集部
日常生活でできる予防法はありますか?
文先生
紫外線対策が最も有効です。日焼け止めを使用する、帽子や日傘を活用する、日差しの強い時間帯は外出を避けるといった工夫が大切です。また、長年治らない傷やシミには注意し、異変があれば早めに受診しましょう。
編集部
セルフチェックのポイントはありますか?
文先生
ほくろやシミの「ABCDEルール」が役立ちます。これはメラノーマと良性のほくろを見分けるための国際的な指標のことです。「A:非対称性(Asymmetry)、B:境界不明瞭(Border)、C:色調の不均一(Color)、D:直径6mm以上(Diameter)、E:形や大きさの変化(Evolution)」を意味しており、この特徴に当てはまる場合は皮膚科受診をおすすめします。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
文先生
皮膚がんは、比較的早期に発見しやすく、適切な治療で良好な経過を辿ることが多い病気です。しかし、放置して大きくなると転移する危険があり、特にメラノーマは全身に広がりやすいため注意が必要です。小さな異変でも自己判断せず、早めに医療機関を受診することが大切です。
編集部まとめ
皮膚がんは、日本では比較的珍しいがんとされていますが、種類によっては危険を伴うものもあります。早期に対応することで治療の選択肢も広がり、後の生活の質にも大きく影響します。おかしいなと思ったら早めに医師に相談しましょう。

