モックシューズのデメリット
利便性の高いモックシューズですが、残念ながら完璧な靴というわけではなく、いくつか苦手なこともあります。
メリットに目を向けるだけでなく、購入前にデメリットも把握しておきましょう。ここでは、モックシューズのデメリットについて2つご紹介します。
デメリット① アクティブな動きには不向き
モックシューズは靴紐や金具がないため履きやすく、脱ぎやすいという点がメリットの一つです。しかし一方で、足をしっかり固定する機能もないため、ランニングや激しいスポーツなど、アクティブな動きには向いていません。アクティブな動きで使ってしまうと、靴が脱げて転倒する恐れや、捻挫などのケガにつながってしまう場合もあります。
あくまでリラックスシーンや、散歩程度の緩やかな動きを想定しているので、強い負荷がかかる場面での使用は避けた方が良いでしょう。
デメリット② 小石や砂が入りやすい
モックシューズの足首周りのフィット感はモデルによって異なりますが、全体的にローカットデザインが多い印象です。そのため、砂利道や砂浜などを歩くと、小石や砂が靴の中に入りやすく、ストレスを感じてしまうことも。
このように環境によっては快適性を担保できず、逆に不快に感じてしまう可能性も考えられます。使用環境からモックシューズのメリットを生かせるかどうか判断すると良いでしょう。
モックシューズの使い方と活用シーン
モックシューズのメリット・デメリットは前述でご紹介した通りですが、具体的にどのような場面で活躍するのでしょうか。
ここでは、モックシューズの使い方や活用シーンについてご紹介します。
タウンユースからアウトドアまで活躍
シンプルなデザインを採用しているモックシューズの場合は、普段着に合わせてタウンユースで気軽に使えます。
一方で、難燃素材や撥水加工が施されたモデルは、焚き火や急な雨など、環境変化しやすいアウトドアシーンで真価を発揮。用途に合わせてモックシューズの機能を選ぶことで、最適な使い方ができます。
また、用途がタウンユース・アウトドアどちらの場合でも、軽量性や携行性に注目しておくと利便性が高まるでしょう。
ビジネスカジュアルに合う?
結論から言うと、職場によって異なります。職場の前提を「服装の自由度が高い職場」と考えた場合、ビジネスカジュアルに合わせやすいモックシューズは見つかるでしょう。
反対に、革靴やスーツの着用が求められる職場においては、モックシューズの着用ハードルは高めです。
ビジネスシーンで使用する際は、シンプルなデザインで落ち着いた色のモデルを選ぶことでビジネスカジュアルにも対応できます。長時間のデスクワークで足がむくみやすい人は、オフィスでの履き替え用として最適です。
子どもや高齢者にもおすすめ
靴紐を結ぶのが苦手な小さなお子様や、屈んで靴を履くのが大変な高齢者の方にとって、簡単に脱ぎ履きできるモックシューズは非常に便利なアイテムです。
軽量で動きやすく、足への負担もかかりにくいので、高齢者の方には特におすすめ。一方で、小さなお子様の場合はアクティブに動いてしまうこともあるため、一部注意は必要です。モックシューズは靴紐や金具がないため、脱げやすい一面もあり、アクティブに動くとケガのリスクが高まります。

