切れた関係性
その後は帰省をしても、アケミから連絡が来ることはありませんでした。彼女のSNSの更新も止まり、もしかするともうアケミに会うことはないかもしれないと思いました。しかし、不思議と、私の心は穏やかです。
今回のことで気づいたのは、私たちが共有していたのは、友達関係ではなく、ただの序列だったということ。彼女は、自分が私よりも優位に立つことを、私との関係の前提としていました。そして、それが崩れた今、私たちの関係は、もう成立し得ないのだと思います。
私たちは、ただの昔の同級生。アケミの自慢話に耳を傾け、彼女の勘違いに振り回される日々を我慢する必要はありません。故郷はこれからも私の心の拠り所ですが、友人関係は変化するものですし、してもいいのです。
いつか時が経てば、アケミとこの件を笑い話として話せる日が来るかもしれません。その時、私たちはきっとこの一件を乗り越えたことになるのでしょう。その日は来てもこなくてもいい。今はそんな気持ちでいます。
あとがき:マウントをとられて我慢する必要はない
ひなたとアケミ、一つの友情が終わってしまったものの、それは今後主人公が苦しむこともなくなったということでもあります。自身を苦しめる存在との関係を我慢しなくてもよいというのは、このお話から得られる大切なメッセージでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

