「マリオ」「ポケモン」を生んだ任天堂の天才たち…プロゲーマー芸人が語る任天堂の暗黒期、幻のゲーム機「Nintendo PlayStation」<東野山里のインプット>

「マリオ」「ポケモン」を生んだ任天堂の天才たち…プロゲーマー芸人が語る任天堂の暗黒期、幻のゲーム機「Nintendo PlayStation」<東野山里のインプット>

「東野山崎のインプット」
「東野山崎のインプット」 / ※提供写真

BSよしもと(BS265※全国無料)で放送中のエンタメ情報バラエティー「東野山里のインプット」(毎月第3・第4日曜夜11:00-11:30※5週ある場合は第4第5日曜)。本番組は、日々アウトプットばかりしている東野幸治と山里亮太が、おもしろエンタメ情報をインプットして学ぶというもの。毎回様々なジャンルからゲストを迎え、インプットされる情報はどれも興味深いものばかり。今回は2025年9月28日に放送された第51回「任天堂」を振り返る。この回ではプロゲーマーで芸人のにしざわ学園が任天堂の歴史と、その成功を支えた4人の天才たちの逸話を紹介した。

■花札屋から世界のNINTENDOへ…礎を築いた天才たち

にしざわがまず挙げたのは、任天堂の歴史を語る上で欠かせない4人の天才として、「山内溥」「横井軍平」「宮本茂」「岩田聡」の名前。

最初に紹介されたのは、任天堂の三代目社長・山内溥氏。花札屋だった任天堂を世界的企業へと導いたカリスマ経営者だ。にしざわによると、山内氏は1959年にディズニーキャラクターを起用したトランプを発売。それまでギャンブルのイメージが強かったトランプを子ども向けの玩具として大ヒットさせ、プラスチックのトランプを日本で始めて商品にしたともいう。

次に紹介されたのは、数々の大ヒット玩具を生み出した開発者の横井軍平氏。休憩中に自作のオモチャで遊んでいたのを山内社長に見出され、商品化した「ウルトラハンド」は100万個以上を売り上げる大ヒットに。さらに、電車の中で電卓で遊ぶ人を見たことから、「ゲーム&ウオッチ」を発案。

「ゲーム&ウオッチ」は1980年に発売されると全世界で4000万個以上を売り上げた超ヒット作だ。東野、山里も「持ってた!」と少年時代を懐かしんだ。にしざわは「ゲームの基礎を築いた『十字キー』を考案したのも横井さん」と、その功績の大きさを語った。
「東野山崎のインプット」
「東野山崎のインプット」 / ※提供写真


■「プレステは元々任天堂のゲーム機だった」ハード戦争の裏側

番組では、任天堂とソニーのゲームハード戦争の歴史にも言及。にしざわは「任天堂vsソニー」と書かれたフリップを掲げ、PlayStation(PS)誕生の意外な経緯を明かす。元々、ソニーと任天堂はスーパーファミコン(SFC)用のCD-ROMドライブを共同開発しており、それが次世代ゲーム機「Nintendo PlayStation」だ。しかし、この計画が破談となり、ソニーが独自に開発・発売したのがPlayStationだった。

この結果、それまでSFCで発売されていた「ファイナルファンタジー」がPSに移籍。続いて「ドラゴンクエスト」の移籍にトドメを刺され、任天堂は「不遇の時代」を迎えることになったと話す。
「東野山崎のインプット」
「東野山崎のインプット」 / ※提供写真


■不遇の時代を救ったポケモンと天才プログラマー・岩田聡

ソニーとの競争で苦境に立たされた任天堂を救ったのが、1995年、ゲームボーイで発売された「ポケットモンスター」だった。開発したのは任天堂ではなく「ゲームフリーク」という会社だが、横井軍平がゲームボーイに搭載していた「通信ケーブル」と、3人目の天才・宮本茂(スーパーマリオブラザーズ、ゼルダの伝説シリーズの生みの親)が提案した「モンスターの交換」というアイディアが融合。「赤・青・緑」のバージョン違いに発展し、この要素が爆発的なヒットに繋がって任天堂は息を吹き返した。

そして、その後の任天堂をV字回復へと導いたのが、4人目の天才・岩田聡氏だ。元々は「星のカービィ」などを開発したハル研究所のプログラマーだったが、その類まれな才能を山内社長に見出され、経営不振だったハル研究所を救う代わりに岩田氏がハルの社長に就くことを要請したというエピソードを披露。

2年後、任天堂の4代目社長になった岩田氏の指揮のもと開発されたのが任天堂の暗黒期を救うことになる「ニンテンドーDS」と「Wii」だ。両ゲーム機はタッチペンやリモコンといった直感的な操作を取り入れ、これまでゲームに馴染みのなかった女性や年配層など新たなライト層を開拓。高画質・大容量化へと進むゲーム業界の潮流とは逆にいく岩田氏の手腕に東野と山里は脱帽。「脳トレ」などの大ヒットを経て、任天堂は再びゲーム業界の頂点に返り咲くという物語だった。
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「東野山崎のインプット」 / ※提供写真


■YouTube「BSよしもと公式チャンネル」では過去回をノーカットで公開中

今回の放送では、普段何気なく楽しんでいるゲームの裏側にある、開発者たちの情熱や企業の浮き沈みといったドラマが浮き彫りになった。にしざわ学園の熱のこもったプレゼンにより、単なるゲームの歴史だけでなく、イノベーションを生み出し続ける企業の哲学にまで触れる、まさに「インプット」の名にふさわしい回となった。

「東野山里のインプット」はBSよしもとにて、毎月第3・第4日曜夜11:00-11:30に放送(5週ある場合は第4第5日曜)。過去回はYouTubeの「BSよしもと公式チャンネル」で配信されており、この記事では触れなかった「ポケモンGO」開発者の出自、宮本茂氏の任天堂面接時の秘話、岩田聡氏が2年開発が停滞していた「MOTHER2」を半年でプログラムした話などもノーカットで視聴可能となっている。

最新回は11月23日(日)に放送。ゲストのカナブン坂本が「昆虫」をテーマに、女王アリ誕生秘話やカマキリの秘密などを語る。






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