
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、「アマノジャクな除霊稼業」(秋田書店)の作者・寺田亜太朗さんの別作品用アカウント"あたらしいいきもの"の「あたたかい孤独」をご紹介。本アカウントでは、寺田さんとお子さんの日常を漫画に描いている。作品内では寺田さんが"いきもの"さん、お子さんが"あたらしいいきもの"さんとして登場している。
作者であるいきものさんが9月29日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、6,900件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではいきものさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
■育児のために子どもの誕生後ずっと自宅で過ごしていたある日、生活に変化が訪れる
作者のいきものさんは子どもの誕生後3カ月間、外出をせず自宅で育児に専念していた。秋になり涼しくなったある日、ふと思い立って親子で外に出てみる。久しぶりの外出で不思議な感覚を覚えたという…。
本作を投稿したXには、同様の感覚を味わった読者からは「夜が明ける感じ共感でしかない」「1人目の育休を思い出す…世界から子どもと2人で隔絶されてる感じ」「生後2、3ヶ月の頃の生活がまさしくこの言葉通りだったな」「尊さと苦しさで胸がつまる」「しんどかったはずだけどなんか忘れたくない」などの共感するコメントが多く寄せられている。
■「センチな早朝のなか気づく感覚が面白かった」作者・いきものさんがずっと印象に残っている感覚とは

――「あたたかい孤独」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
育児のさなかに思ったことを書き留めており、順繰りに書いています。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
外に出た瞬間、白ハゲで表現されていた親の前髪が風になびく描写です。笑
――本作の中で特に印象に残っているシーンがあれば、理由と共にお教えください。
「店って10時から開くんだ」ということを思い出したところです。コメントでもご共感いただいたのですが、そんなことも意識に上がらないほど朝も昼もなく、だらだらと続く日々を必死に回していたんだな…と。センチな早朝のなか気づく感覚が面白かったのです。
――本作のタイトル「あたたかい孤独」が読者の共感を呼んでいますが、このタイトルを付けた理由やこだわりがあればお教えください。
おなかに抱えた乳児の大事さ・ぬくさと、出勤する人の流れに逆らってとぼとぼ歩いている感じを言葉に表すとしたらこうだな、と思いました。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
本業が忙しくなかなか更新できなくなってまいりましたが、ぼちぼち描いてまいりますのでいまお育てのかたも、とうに過去となった方も、のんびりご覧いただけますと幸いです。

