「胃がんの初期症状と末期症状」はご存じですか?医師が徹底解説!

「胃がんの初期症状と末期症状」はご存じですか?医師が徹底解説!

胃がんの末期症状

激しい胃痛

胃がんが進行すると腫瘍が他臓器や神経を障害することで激しい疼痛が出現することがあります。痛みが強い場合は無理に食事せずお水を飲むだけにしましょう。水すら飲めない場合は入院が必要となる可能性もあるので、すぐに消化器内科や救急外来を受診しましょう。

吐血

胃がんが進行すると腫瘍からの出血が多くなります。動脈が破綻して急激に出血した場合は吐血してしまうことがあります。吐血は緊急性が非常に高く、緊急内視鏡検査が必要となる可能性があります。そのため、夜間であっても救急外来を受診することをおすすめします。
急激な出血でない場合は、吐血ではなく先ほど紹介した黒色便や貧血症状が出現します。こちらにも注意が必要です。

首のリンパ節が硬く腫れる

胃がんが進行するとがん細胞がリンパ節に転移します。リンパ節は全身に存在しますが、まずは胃の近くのリンパ節に転移します。さらに進行すると首のリンパ節に転移がみられることがあります。特に左鎖骨の上の窪みにあるリンパ節(左鎖骨上窩リンパ節)に転移することが知られています。これを「ウィルヒョウ転移」と呼び、胃がんがかなり進行しているサインです。がんが原因でリンパ節が腫れる場合は、感染症などで腫れる場合とは違い、痛みはなくゴツゴツと硬いことが特徴です。首にしこりがある場合は、内科や耳鼻科への受診をおすすめします。

「胃がんの症状」についてよくある質問

ここまで胃がんの症状を紹介しました。ここでは「胃がんの症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

胃がんを発症しやすい年齢層を教えて下さい。

根来 和輝 医師

胃がんが最も多いのは70−80歳の男性です。女性に比べて男性が多く、40歳を超えたあたりから発症する人が徐々に増えていきます。(全国がん登録罹患データより)

胃がんの初期症状で一番多い症状はどんな特徴がありますか?

根来 和輝 医師

早期胃がんでは無症状であることがほとんどです。胃がんの初期症状として特定の症状はなく、軽い胃痛や食後のもたれなどの胃炎で生じるような不調がある場合は胃カメラ検査を受けることが重要です。

げっぷとおならは胃がんの症状と関係があるのでしょうか?

根来 和輝 医師

ほとんどの場合、関係はありません。げっぷが多い時は、逆流性食道炎や食道や胃の動きが悪い場合やストレスや癖で空気をたくさん飲み込んでしまっている場合などが考えられます。おならも胃がんと直接の関係はなく、食べるものや腸内環境等によって量は変化します。

配信元: Medical DOC

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