湿気を溜めない「風通し」の工夫
最もカビ対策で効果的なのが、下駄箱内の湿度を下げることです。
定期的な換気:最低でも週に1?2回、扉を全開にして風を通しましょう。サーキュレーターや扇風機を外に向けて当てると、より効果的に空気を入れ替えられます。
除湿剤・消臭剤の活用:隅に除湿剤を置き、こまめに状態をチェックして新しいものと交換します。脱臭炭や重曹(※)なども有効です。
※ 重曹の活用法: 瓶や小皿に重曹を入れ、ガーゼなどで蓋をして下駄箱に置くと、湿気と臭いを吸収する天然の除湿・消臭剤になります。
収納の鉄則!「乾いた靴」だけをしまう
脱いだばかりの靴は、汗や体温で多くの水分を含んでいます。そのまま収納すると、下駄箱全体が湿ってカビの温床になってしまいます。
玄関で乾燥させる:帰宅後、すぐに下駄箱に入れず、最低数時間は玄関に出して乾かしてから収納しましょう。
余裕を持たせる:靴をぎゅうぎゅうに詰め込むと、空気の流れが遮断され湿気がこもります。靴と靴の間に握りこぶし一つ分の余裕を持たせて、空気の通り道を確保することが大切です。

