汚れを内部に持ち込まない
カビの栄養源となる土やホコリ、泥は、収納する前に必ず取り除きましょう。
簡単なブラッシング:靴をしまう前に、靴底やアッパーについている土やホコリをブラシや布でサッと拭き取ってから収納する習慣をつけましょう。
徹底的な「下駄箱大掃除」のステップ(理想は年2回)
カビの栄養源を断つため、下駄箱の掃除は月1回、徹底的な大掃除は年末と梅雨前(年2回)を目安におこなうのが理想です。
ステップ 1:靴と棚を空にする
全ての靴と中敷き、除湿剤などを外に出し、下駄箱を空っぽにします。この時、靴は外でしっかりと天日干ししておきましょう。
ステップ 2:ホコリと汚れを取り除く
棚板や内部のホコリ、砂利を掃除機で吸い取り、乾いた雑巾で汚れを拭き取ります。隅々まで見落としがないように注意しましょう。
ステップ 3:除菌とカビ予防
カビの胞子を死滅させるため、水拭きだけでなく除菌作業を加えます。
消毒用エタノール:消毒用エタノールを布に含ませ、下駄箱の内側全体(棚板の裏側も)を隅々まで拭き上げます。
カビ取り剤(※カビ発生時):すでにカビが生えてしまった場合は、塩素系漂白剤やカビ取り剤を薄めた液で拭き取ります。ただし、変色の可能性があるため、目立たない場所で試してから使いましょう。
ステップ 4:乾燥させる
除菌や水拭きで湿気が残ったままでは意味がありません。扉を全開にし、完全に内部が乾燥するまで待ちます。可能であれば、サーキュレーターや扇風機を使って強制的に乾燥させましょう。
ステップ 5:元に戻す
内部が完全に乾いたことを確認してから、靴を戻します。新しい除湿剤や消臭剤をセットするのも忘れないようにしましょう。

