その“おてて”……どうなってるの? 猫の不思議なポーズが話題に。X(旧Twitter)では1.3万件の「いいね」が集まりました(2025年11月5日時点)。

引用元:@onigiri_dx
紹介するのは、Xユーザー@onigiri_dxさんの愛猫・しゃけくん(取材時5才)。
「その右手はどうしてそうなりましたか」と投稿された写真には、ソファの上で寝転ぶしゃけくんの姿が写っています。よく見ると、“右のおてて”がクイッと曲がっていて、なんとも不思議なポーズ。
右の前足が少し不自然に見えるその体勢に、思わず「しゃけくん、そのままで疲れないの?」と声をかけたくなります。
撮影時、飼い主さんがリビングに入ると、しゃけくんは神妙な表情を浮かべたまま、この格好で固まっていたそう。その姿に思わず笑ってしまった飼い主さんは、「手、痺れないの?」と思ったといいます。

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しゃけくんは、保護猫として長いあいだシェルターで暮らしていた猫でした。そんなしゃけくんを家族に迎えるきっかけは、飼い主さんの“ハチワレ愛”にあったといいます。
もともと動物医療の現場で働いていた飼い主さんは、病院に来るハチワレ猫の優しく穏やかな性格に惹かれ、「いつか猫を飼うなら絶対ハチワレ」と決めていたそうです。
そして昨年の春、初めて保護猫の譲渡会を訪れた際に出会ったのが、しゃけくんでした。その時点ですでに4才でしたが、「家を留守にすることもあるので、飼うなら成猫がいい」と考えていた飼い主さんは、しゃけくんを家族に迎える決意をしました。

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兄弟のおかかくん(現在5才)も一緒にお迎えすることにしましたが、本当はもう1匹、三兄弟のうちの1匹がいました。しかし、住んでいるマンションの飼える上限が2匹だったため、泣く泣く見送りになったそうです。
しゃけ・おかかという名前については、「三兄弟なので、“対”にならないような名前をつけました」と話す飼い主さん。お迎えできなかったもう1匹も含め、三兄弟みんなを対等に大切に思う気持ちが込められています。

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しゃけくんは臆病な性格ですが、譲渡会の常連だったこともあり、落ち着いた性格の持ち主。「噛んだり、いたずらしたりは絶対にしないいいコです」と飼い主さんは話します。
ただ、ソファでの爪とぎだけは、どうしてもやめられないようです。

引用元:@onigiri_dx
迎えた当初は2匹とも警戒してなかなかケージから出てきませんでしたが、「一度油断するとお腹を出して寝る大物」に。少しずつ距離を縮めていく様子に、飼い主さんは喜びを感じているそうです。
しゃけくんとおかかくんはとても仲が良く、喧嘩している姿を見たことがないといいます。おかかくんのほうが臆病な性格ではありますが、しゃけくんがおかかくんに甘えることが多いため、「おかかのほうがお兄ちゃんなのかな?」と感じるそうです。

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飼い主さんのXでは、しゃけくんとおかかくんが仲良く寄り添ったり、ダイナミックに寝転がったりする写真が数多く投稿されています。どの写真からも、2匹の穏やかな暮らしぶりが伝わってきます。
最後に、愛猫たちへの思いと今後の暮らしについてうかがいました。
飼い主さん:
「まだ迎えて2年も経っていませんが、なくてはならない大切な存在です。何度見ても新鮮に可愛いなと思います。2匹とも、30才まで生きてほしいです!」
写真提供・取材協力/@onigiri_dxさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
