無事に離婚が成立して…
その後、養育費の話をつけて離婚届を提出。本来なら綾里さんからもそれなりの慰謝料を取りたかったのですが、証拠の数が少なく争うのも面倒だったのでやめました。それよりも、早く子どもたちと再スタートを切りたかったのです。
仕事と家事育児で大変な毎日ですが、後悔はしていません。友人・しずかも支えてくれていますし、両親も私と孫のことを心配してくれて、本当にしんどい時は金銭面も育児面も助けてくれています。いつか素敵な人が現れることがあれば再婚も視野に入れています。浩太と別れたことが、私の人生の落ち目になるなど微塵も感じません。
綾里さんと浩太は、綾里さんからの猛プッシュで無理やり籍を入れたと聞きましたが、結局うまくいかず離婚をしたそうです。その後、浩太からは真剣に復縁の話もありましたが、そんなの応じるはずもありません。うだうだ面倒くさかったので、本当のことを言いました。
英麻「今、気になってる人いるから。子ども達も懐いてて、凄く紳士的で素敵な人。だからもう、連絡しないでほしいわ」
それだけ投げつけて、浩太の連絡先を着信拒否し、削除しました。
全ては終わったこと。これからは私と子供達、そして今気になっている彼との未来を、真剣に考えたいと思います―――。
あとがき:後悔のない選択を
今回のお話では、夫に迫るあくどい女先輩とそんな女に引っかかる夫への復讐劇が描かれました。きっかけは些細な出会い、その後の自制度合いによって人生の分かれ道は大きく異なってきます。家庭を持つということの責任感を、父親も母親もきちんと持っていなくてはいけません。
どちらか一方が関係を崩せば、片方の錘を奪われた天秤のように大きく傾きます。勢いよく傾いた天秤は壊れて元に戻らない、使えなくなってしまうのです。人生の分かれ道での決断について、一つのケースとして参考になるお話でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: 七葉 玲
(配信元: ママリ)

