今は亡き祖母の介護をしていたころのことです。当時、祖母は90歳を超えており、自宅での介護を続けていました。普段はベッドで過ごす時間が長く、身の回りの物は手の届く範囲に置いていました。そんな日常の中で、忘れられない“ヒヤリ”とした出来事がありました。
立ち上がった祖母に驚いた出来事
ある日、部屋のほうからガタッという音が聞こえ、心配になって見に行きました。すると、いつもは寝ている祖母が立ち上がって歩いていたのです。
それだけでも驚いたのですが、さらに衝撃を受けたのはその手に消毒用のアルコールスプレーを持っていたことでした。
消毒用アルコールを「水」と勘違いして…
祖母はそのスプレーをペットボトルと勘違いし、中の液体を口に含んでしまっていました。
慌ててそのまま病院へ連れて行き、幸いにも大事には至りませんでしたが、家族全員が青ざめたのを覚えています。

