一部で“ポスト・キムタク”としても呼ばれている目黒さんは、その期待に応えることができるのでしょうか。これまでの出演作から紐解きます。

大先輩・キムタクに視聴率では及ばないが…
これまで同作では、目黒さんが重要な役どころで出演すると発表されていたものの、初回から第3話まではナレーションのみでの出演。初登場した第4話も顔見せ程度のごくわずかな出演時間で、俳優・目黒蓮の演技に期待していた視聴者をやきもきさせてきました。初回以降、同作はゆるやかに視聴率を落としていましたが、目黒さん演じる中条耕一がメインで扱われる回で大幅ジャンプアップとなったのです。
デビューから5年で、天下の日曜劇場にて引っ張りに引っ張られるキーマンとして扱われている目黒さん。その大人気ぶりから、同じ事務所の大先輩である木村拓哉さんの後釜として“ポスト・キムタク”とも称されてきました。
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現実的には、木村さんが今の目黒さんと同じ20代だった頃と現在では、テレビの影響力が比較にならないほど落ちているので、視聴率という観点では太刀打ちできないでしょう。
1位と2位を独占する『silent』『海のはじまり』
ただ、時代の中心にいるシンボリックな存在かどうかという観点で見れば、目黒さんはかなり“令和のキムタク”に近い位置にいるのではないでしょうか。実際、令和に入りドラマ人気の指標の一つとなったTVerでのお気に入り登録数では、ドラマ歴代1位に約250万で『silent』(フジテレビ系)、2位に約200万で『海のはじまり』(フジテレビ系)と、目黒さんが主演もしくはその相手役で出演した2作品がランクインしています。
あの大ヒット作『VIVANT』(TBS系)など並みいる人気ドラマを抑えての1位・2位独占はかなりの偉業です。

