【闘病】背中の鈍痛は『急性大動脈解離』からきていた 「すぐ手術しないと命に…」(医師)

【闘病】背中の鈍痛は『急性大動脈解離』からきていた 「すぐ手術しないと命に…」(医師)

手術を決意してからの激動

手術を決意してからの激動

編集部

手術の説明はどんな内容でしたか?

ゆみさん

心臓から送り出された血液を運ぶ大動脈の、弓状に曲がる部分である弓部大動脈の一部を、ステントと人口血管に置き換える手術を受ける事になりました。やはりハイリスクな手術で麻痺(まひ)等の後遺症の覚悟は必要との事で、手術時間は8時間位。7月16日に入院して、7月19日、朝9時に手術となりました。

編集部

手術の時の心境を教えてください。

ゆみさん

前の病院で急激に悪化していると言われて、約1か月経っていたこともあり、かなりの不安がありました。何度も逃げ出したいと考えましたし、前日には、万が一に備えて子ども達4人と主人に手紙を書きました。朝、手術室に入る直前まで子供達と主人が一緒にいてくれましたね。

編集部

手術のことは何か覚えておられますか?

ゆみさん

手術中は、それこそ深い麻酔をかけられていたので何も分かりません。意識が戻ったのは7月23日の朝でした。まだ手術を受ける前と錯覚して、人工呼吸器を装着したまま、必死に「手術してください」と訴えていたそうです。看護師さんが、直ぐに気付いてくれ「意識が戻ったんですね。よく頑張りました。2回も手術してるんですよ」と言われましたが、全く状況が分かりませんでした。弓部大動脈は首の方に三本の大動脈が通っているのですが、そこも全て人工血管にかえているので、たくさん縫合しています。

編集部

2回ですか? 詳しく教えてください。

ゆみさん

1回目の手術は夜に終わり、出血が止まらず、輸血も追いつかない状況で、明け方に様態が悪くなり、もう一度手術したそうです。麻酔科の先生も皆さん残っていて下さったようです。家族にも朝の5時に病院から、再手術の連絡を受け、慌てて駆けつけてくれました。縫合部分から血液がにじみ出ていて、全部縫い直したそうですが、手術は無事成功し、退院することができました。

≪↓ 後編へ続く ↓≫

※この記事はメディカルドックにて『【闘病】突然、大動脈解離の宣告。一生向き合うことの苦悩とは』と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。


(後編)【闘病】手術を決意してからの激動

配信元: Medical DOC

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