「大腸がんで食べてはいけないもの」はご存知ですか?医師が徹底解説!

「大腸がんで食べてはいけないもの」はご存知ですか?医師が徹底解説!

大腸がんの手術を受けた後は、機能が完全に回復するまでに時間がかかります。術後に適さない食材を摂取してしまうと、体への負担が大きくなり回復を遅らせてしまう可能性もあるでしょう。

この記事では、大腸がんの手術後におすすめの食材を紹介します。手術後の食事に不安な方は、注意すべきポイントを理解できるでしょう。

※この記事はMedical DOCにて『「大腸がんで食べてはいけないもの」はご存知ですか?術後に控えるべき食品も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

甲斐沼 孟

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)

大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。

大腸がんで食べてはいけないものとは?

大腸がんの手術直後は便の形成機能が低下するため、排便がうまくいかない状況がつづきます。下痢や便秘などの症状が起こりやすく、2〜3カ月は特に食事に気を付ける必要があります。また、腸閉塞も起きやすいといわれており、術後の順調な回復のために好ましくない食材を摂取しないことが大切です。
消化しにくい食材や食物繊維を多く含む食材は腸閉塞の引き金になる可能性があるため、あまり摂取しないほうが無難です。また、辛い食材やカフェインなど刺激の強いものは避けましょう。

大腸がん手術後におすすめの食材

手術後におすすめの食材は、栄養価が高くて消化がよいものです。ここでは、手に入りやすく調理も簡単なおすすめの食材を6つ紹介します。

豆腐

大豆を豊富に含む食材は栄養価が高いため、術後の食事に適しています。また、消化のよい豆腐のような形で摂取すると負荷もかかりにくいです。

緑黄色野菜

腸の働きを助けてくれる食材として、人参・山芋・ブロッコリーなどの緑黄色野菜があります。人参は寒くなる秋から冬にかけて栄養成分も増えてきます。山芋にはでんぷんの消化を助けてくれるジアスターゼという消化酵素が豊富に含まれているため、すりおろすなどの調理法で術後にもおすすめの食材です。また、ブロッコリーも大腸の働きをサポートするために効果的です。

白身魚

白身魚は、タンパク質を豊富に含む食材です。消化に良く、刺激が少ない食材として知られています。

缶詰の果物

腸の調子を整えるには適量の果物がおすすめです。特に缶詰の果物が摂取しやすいでしょう。酸味の強い柑橘類や食物繊維を多く含む果物は控えてください。

牛乳

牛乳も消化に良く、手軽にタンパク質を摂取できる飲み物として、手術後の食事に適しています。

チーズ

牛乳と同じく、チーズも大腸がんのリスクを下げる食材として知られています。チーズに豊富に含まれるカルシウムは、発がん性があるとされる胆汁酸と結合して便中に排出されます。しかし、飽和脂肪酸を多く含む製品もあるので、購入する際は低脂肪なものを選ぶことが大切です。

配信元: Medical DOC

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