妊活中に気をつけることは?
編集部
妊活中に気をつけることはありますか?
吉田先生
喫煙は卵子の質を下げ、妊娠率や流産リスクに直結します。アルコールも過剰摂取はホルモンバランスを乱すため、妊活中は控えめが理想です。セックスそのものへの直接的な影響は限定的ですが、妊娠に向けた体づくりの観点から禁煙と節酒をおすすめします。
編集部
男性も禁煙したり、過度なアルコール摂取を控えたりする方がよいのですか?
吉田先生
はい。喫煙は精子の質を下げることがわかっていますし、また、過度なアルコール摂取も精子の質に影響したり、性機能障害を引き起こしたりします。そのため女性だけでなく、男性も意識することをおすすめします。ただし、多少の飲酒であれば、リラックス効果も期待できるので問題ありません。
編集部
妊活中のセックスで心がけたいことは?
吉田先生
もっとも大切なのは「義務感にしない」ことです。タイミングや回数にこだわりすぎると、夫婦関係にストレスが生じて逆効果になりかねません。リラックスできる環境づくりを意識しましょう。
編集部
ほかに気をつけることはありますか?
吉田先生
妊活中に大切なのは、まず生活のリズムを整え、過度なストレスを溜めないことです。そのうえで、基礎体温をつけて体のリズムを把握してみましょう。2~3カ月ほど続けると傾向が見えやすくなります。また、排卵日には超音波検査や頚管粘液の観察で卵胞の状態を確認でき、妊娠のタイミングをより的確にとらえることができるので、排卵日に近づいたら基礎体温の記録を持参して、一度産婦人科を受診してみるのもよいと思います。
編集部
最後に、メディカルドック読者へのメッセージがあれば。
吉田先生
妊活中は、あまり深く考えすぎずリラックスすることが大切です。まずは半年ほど基礎体温をつけながら性生活を続けてみましょう。半年経過して妊娠が確認できない場合には、一度産婦人科を受診してみましょう。適切なアドバイスや検査を受けられ、妊活をスムーズに進める手助けになります。焦らず自分のペースで取り組むことが、妊活を続けるうえで何より大切です。
編集部まとめ
妊活では、生活リズムを整えリラックスすることが大切。気持ちの焦りやストレスは妊娠に影響します。できるだけ普段の生活を維持しながら、困ったことや悩みがあれば医師に相談してみるとよいと思います。

