本イベントは、2024年8月にサントリーが主催した体験企画「あの夏休み自販機」の制作チームによる最新作。前作では、誰もが懐かしさを感じてしまうひと夏の体験と、その裏側に隠されたストーリーが話題を呼び、体験者による動画の再生回数は3400万回以上、キャンセル待ちが1万組以上に及ぶ大人気イベントとなった。果たして最新作「あの職員室」にはどんな仕掛けが隠されているのだろう。

■15年前の“とある中学校”の職員室を再現
東京都新宿区飯田橋の廃校をリノベーションした「学校跡地」を会場にして「15年前の“とある中学校”の職員室」を再現。来場者は細部までこだわり抜いた展示を鑑賞するだけでなく、職員室にある“すべてのもの”を自由に物色することができる。

学生の頃には入れなかった、しかし誰もがそれぞれに見覚えのある「あの職員室」に入り込み、目で見て、手で触れることができるというのがコンセプト。本イベントを体験すれば、思わず懐かしさが込み上げてくるに違いない。

■来場者が体験することで記憶のページが開かれる
“とある中学校”には実際のモデルがある。近隣地区の団地建設に伴って1954年に開校された中学校で、最盛期には3学年454人を擁する賑わいを見せた。その後は生徒数が減少し、2007年に新規生徒入学を停止し、2010年に56年の歴史に幕を閉じた。本展示では閉校直前の姿が忠実に再現されている。

展示内容は、学級日誌、時間割、生活ノート、先生方の資料や私物、生徒たちが提出したプリントやテスト、忘れ物や没収された携帯電話など。企画を担当したCHOCOLATE Inc.の小野寺正人さんは「先生の机を開けたり、教科書やノートを手に取ったり、来場者自らの手で職員室を物色することで、記憶のページが開かれるような展示を用意しています」と解説。本イベントを体験して自らの中学生時代を懐かしく思い出してみるのもいいかもしれない。
※展示の内容はフィクションです。実在の学校・人物・出来事とは関係ございません。

文=レックス 二宮大輔

