「肺がんの症状」についてよくある質問
ここまで肺がんの症状を紹介しました。ここでは「肺がんの症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
肺がんのステージ4の症状を教えて下さい。
木村 香菜(医師)
肺がんステージ4は、肺がんが他のさまざまな臓器へ転移、つまり飛び散った状態です。そのため、転移を起こしたがんがそれぞれの臓器で進行し、その臓器特有の症状がみられます。肺がんは反対側の肺や骨、脳、肝臓、副腎といった臓器へ転移しやすいとされています。骨に転移した場合は、その部位の痛みが起こったり骨折したりすることがあります。背骨に転移し脊髄を圧迫した場合には手足の麻痺が生じることもあります。脳に転移すると、頭痛や吐き気、脳卒中のような症状(麻痺など)がでることもあります。肝臓に転移した場合には黄疸(おうだん)がでることもあります。
肺がんのステージ4まで進行した場合、余命・生存率はどのくらいでしょうか?
木村 香菜(医師)
肺がんステージ4、つまり肺がん末期の5年生存率は約5%程度であるとされています。肺がん末期の余命症状が出てからの余命は短い場合が多いということになるのですが、肺がんのタイプや年齢などによって、もちろん個人差があります。
編集部まとめ
今回の記事では、肺がんの症状について詳しく解説しました。
しかしながら、肺がんは、特に症状がなく、健康診断などでたまたま発見されることも多い病気です。
健康診断やがん検診を定期的に受け、肺がんを早期発見することが大切と言えるでしょう。
また、長引く咳や痰といった呼吸器症状も放置せず、医療機関を受診するようにしましょう。

