すぐに病院へ行くべき「不整脈で突然死する前兆」
ここまでは不整脈の症状を紹介してきました。
以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。
突然の胸痛と失神を自覚した場合は、救急科へ
突然の失神や激しい胸痛が起こる場合は、早急に救急車を呼びましょう。心筋梗塞や不整脈を引き起こしている可能性が高く、ただちに処置をしなければ突然死するリスクがあります。
突然失神して倒れた場合は、心房細動でできた血栓が脳血管で詰まり脳梗塞を起こしている可能性があります。意識が戻らない、激しいいびきをかいている、身体や顔の半分がまひしている場合は脳梗塞を起こしている可能性があります。脳梗塞は時間との勝負で、数時間以内に治療を行えば回復する可能性が上がります。ただちに救急車を呼びましょう。
受診・予防の目安となる「不整脈」のセルフチェック法
・何もないのに動悸が続く場合
・胸が痛い場合
・息切れが続く場合
・突然意識を失う場合
「不整脈で突然死する前兆」についてよくある質問
ここまで不整脈で突然死する前兆を紹介しました。ここでは「不整脈で突然死する前兆」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
子供が不整脈で突然死する前兆にはどのような症状や原因がありますか?
丸山 潤(医師)
子供の不整脈は自覚症状がないことが多く、前兆が表れにくい傾向があります。一般的な不整脈でよく現れる症状に、動悸があります。突然胸がドキドキと早鐘を打つように心拍が速くなる、逆にドキン、ドキンと急に遅くなる場合は、すぐに安静にしましょう。
心拍が速すぎると胸の痛み、胸やけのような症状が出ます。脳まで血流が流れず、めまい、失神などが現れることがあります。子供だと、これらの症状が起きても運動を続けてしまいがちです。心臓健診で正常だった子でも、これらの症状が出たら一旦休んで様子を見るようにしましょう。
子供の場合、何の前触れもなく突然致死的な不整脈で倒れることがあります。そんな時でも速やかにAEDを使用することで救命できる可能性があります。周囲の皆様にはぜひ定期的にAED講習を受けていただき、いざという時に実践してもらえたら嬉しいです。

